国立大学法人 岡山大学

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イネのアルミニウム輸送体の発見

2010年10月12日

 岡山大学資源植物科学研究所の馬建鋒教授らの研究グループは、イネのアルミニウム(Al)輸送体を発見し、米国科学雑誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に発表しました。アルミニウムは地殻中にもっとも豊富に存在する金属ですが、酸性条件下でイオンとして溶出され、全ての生物に毒性を示します。世界の耕地面積の3~4割を占める酸性土壌で、アルミニウム毒性は作物の生育を阻害する主な因子となっています。これまでにアルミニウムはどのように細胞の中に入るのかについて謎に包まれていましたが、この輸送体を操作することで、今後アルミニウム耐性植物の作出に寄与できます。

詳細は以下URLをご覧ください。
//www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/soumu-pdf/press-101008.pdf

【本件問い合わせ先】
岡山大学資源植物科学研究所
教授 馬 建鋒
TEL:086-434-1209

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