本学は12月10日、順天堂大学と「国立大学法人岡山大学と学校法人順天堂との包括的連携・協力に関する協定書」を締結しました。同協定は、広範囲な教育・研究の推進や医療の発展に寄与することを目的としています。
　同日、本学津島キャンパスで開かれた締結式には、森田潔学長と順天堂大学の木南英紀学長らが出席。両学長は、協定書にサインし、今後の連携・協力に対する抱負を語りました。
　岡山藩医学館の創立（1870年）を起源とする本学と、オランダ医学塾・和田塾設立（1838年）に端を発する順天堂大学。今後、医学をはじめ幅広い分野における連携協力や、発展にむけた新たな取り組みを進めていきます。

岡山大学長　あいさつ
　順天堂大学は、岡山大学と同様に医学をその起源とする大学であり、「不断前進」の理念のもとに学是「仁」を大切にしながら、“今、ふたたび「仁」”を掲げられて、2015年には国際的に活躍する人材養成を目的として「国際教養学部」を開学し、5学部3研究科6附属病院からなる「健康総合大学・大学院大学」として発展されています。
　この度の協定締結を契機に、立地及び規模等の壁を乗り越え協力し、両大学の理念、特色を活かした相互交流を通じ、教育・研究・医療の様々な分野での更なる発展を目指し、より強力に連携を推進することにより、優れたグローバル人材の育成と地域社会の発展に積極的に取り組んでまいります。

学長　森田　潔

学長　木南　英紀

(15.12.15)