アンゴラ、エチオピア、ガーナ、ナミビア、ザンビア、南アフリカなどサブサハラ・アフリカ地域の教育関係者ら14人が、本学教員の指導のもと初等理数科教授法の改善と学力評価手法を学ぶ研修が9月1日、本学教育学部で始まりました。本学教育学部棟で行われた開講式には、穴沢一夫国際担当副理事、髙塚成信教育学研究科長、吉成安恵JICA中国国際センター研修業務課長ら23人が出席しました。本研修は独立行政法人国際協力機構(JICA)の課題別研修の一つとして、10月28日までの2カ月間実施されます。
サブサハラ・アフリカ地域では、国の発展に必要な科学的知識・技術を有する人材育成のため、教員教育に力を入れて取り組んでいますが、理数科に関する教育技術はまだ低い現状にあります。本研修では来日前に作成した指導案の検討、実践などを通して、質の高い初等理数科教育を実践・普及する担い手を育成することを目的としています。
2日、研修生は森田潔学長を表敬訪問。研修生を代表してナミビアのコーパル・ジックフリードさんが「本研修で日本の教育の技術や知識を習得し、アフリカ地域の初等理数科教育の質の向上に取り組みたい」と意気込みを語りました。
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(16.09.08)