国立大学法人 岡山大学

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ミャンマーの保健大臣が来学 大学病院など視察

2016年09月21日

 G7神戸保健大臣会合に出席したミャンマーのミン・トゥエ (Myint Htwe) 保健大臣らが9月12~13日、岡山を訪問し、本学を視察しました。
 12日、市内ホテルで本学主催の歓迎会を開催。森田潔学長、認定NPO法人日本・ミャンマー医療人育成支援協会の岡田茂岡山大名誉教授、団体・企業等の関係者約100人が出席しました。歓迎会では、森田学長、ミン・トゥエ大臣があいさつしたほか、本学のミャンマー人留学生と交流を深めました。
 13日、ミン・トゥエ大臣は大学病院を訪問。槇野博史病院長、大塚愛二医学部長、那須保友医歯薬学総合研究科長らと、医師や看護師、薬剤師、臨床工学技士などの育成について意見交換を行い、今後もミャンマーの医療人育成を積極的に推進することを確認しました。また、岡山大学病院の手術室、集中治療室、IVRセンターなど病院の最新医療施設や、医療教育のためのシミュレーション施設などを熱心に視察しました。

 ミャンマー保健大臣の本学来訪は、平成25年10月以来2回目。今回はミャンマー保健省のチョー・カイン (Kyaw Khaing) 国際保健部門部長、駐日ミャンマー連邦共和国大使館のテンジー・アン (Theingi Aung) 参事官、通訳の3人も大臣に同行されました。
 本学は、ミャンマーの医療分野での人材育成において長年の協力関係があり、2015年4月から2019年9月の間、国立六大学(※)の一員として、JICAの技術協力プロジェクト「ミャンマー医学教育強化プロジェクト」を実施。他大学と連携してミャンマーの医師や技師といった医療人材を大学に研修員として受け入れ、また、ミャンマーではセミナーを行うなどのさまざまな人材育成の取り組みを行っています。ミャンマー医療のさらなる発展に貢献するため、今後も幅広く他団体・企業と連携・協働し、ミャンマーにおける医療支援の策定を進めていきます。

※千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、熊本大学、長崎大学

【本件問い合わせ先】
 グローバル・パートナーズ国際企画課
 TEL:086-251-7036
 大学病院病院長室
 TEL:086-235-7849

(16.09.21)

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