国立大学法人 岡山大学

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教員・学生・職員 三者協働の教育について議論 第19回桃太郎フォーラム開催

2016年09月26日

 本学全学教育・学生支援機構教育開発センターは9月1日、創立五十周年記念館などで、大学教職員や学生等を対象にした研修会「第19回桃太郎フォーラム」を開催しました。「『共育力』を高める~教員・学生・職員による三者協働型の教育に向けて~」をテーマに実施。他大学の教職員を含め、教職員や学生ら約300人が参加しました。
 午前の部では、教育改革を先導する先進的な授業科目や優れた教育を行っている授業科目を選考し、担当教員を表彰する「岡山大学ティーチング・アワード表彰」の表彰式を初めて実施。受賞した教員4人がプレゼンテーションを行いました。そのほか、関西大学教育推進部の三浦真琴教授による講演もあり、同大における教員・学生・職員の三者協働によるアクティブ・ラーニングの展開について話しました。
 午後の部では、分科会やセミナーを開催。分科会では午前の部を踏まえた学生の力を活用する教育の実際について、本学が今年度から導入した60分授業・4学期制に対応した授業改善事例、アクティブ・ラーニングを支える学習環境デザイン、ルーブリック評価の導入を議論しました。また、今年度初めて、英文シラバスの書き方、教育動向を踏まえた日本の高等教育政策、学生・教職員のメンタルヘルスなど、幅広く大学教育を学び、考えるテーマを設定したセミナーを同時開催しました。いずれの分科会・セミナーでも多くの参加者による白熱した議論が繰り広げられました。
 本フォーラムは、授業内容・方法の改善や授業評価など大学教育の改善に関係する内容を審議する同センターのFD(ファカルティ・ディベロップメント)委員会が企画。1998年から毎年開催しており、今年で19回目です。


【本件問い合わせ先】
学務部学務企画課
TEL:086-251-8424

(16.09.26)


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