国立大学法人 岡山大学

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地震防災講習会を開催

2016年10月19日

 本学安全衛生部・安全衛生推進機構は9~10月に、津島キャンパスで2つの地震防災講習会を開催しました。
 9月13日は、大学院自然科学研究科の鈴木茂之教授が「岡山大学での地震防災~岡大において南海地震で想定される震度と卓越周期~」と題して講演。鈴木教授は、本学の各キャンパスの地質・地盤の調査結果から、南海トラフを震源とする巨大地震での震度予測とそれに伴う被害の想定について解説しました。
 また、10月4日は、名古屋大学災害対策室長の飛田潤教授を招き、「大規模地震災害を想定した大学の防災対策」をテーマに講習会を行いました。飛田教授は、災害時に大学で想定される被害状況や、被害を最小限にする「減災対策」として日頃からしておくべき備えについて、過去の震災から得た教訓や自学の取り組みを交えながら解説。さらに、災害発生時の対応や安否確認システムを機能させるための訓練、研究室単位での備蓄の勧奨なども紹介しました。一人一人が防災意識を高め、まずは自分の周囲から率先して防災・減災対策を行うことが肝要であると強調し、多数の教職員や学生が熱心に聴き入っていました。
 津島キャンパスでは、構成員への災害時訓練及び防災意識の向上を目指し、11月11日に総合防災訓練を実施する予定。今後も講習会や防災訓練を定期的に開催し、防災・減災対策に取り組んでいきます。

【本件問い合わせ先】
 安全衛生部安全管理課 
 TEL:086-251-7289

(16.10.19)



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