国立大学法人 岡山大学

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阿部理事・副学長が2016年「ユネスコ/日本ESD賞」表彰式に出席

2016年10月21日

 ユネスコ(国連教育科学文化機関)は10月11日、2016年「ユネスコ/日本ESD賞」の受賞対象に選定された「岡山ESDプロジェクト」などの3事業の代表者をパリのユネスコ本部に招き、表彰式を行いました。岡山ESDプロジェクトからは、岡山ESD推進協議会会長を務める岡山大学の阿部宏史理事・副学長が出席。ユネスコのイリナ・ボコバ事務局長から表彰状、副賞、奨励金5万米ドルを受け取りました。
 ユネスコ/日本ESD賞は、2014年秋に岡山市と名古屋市で開催された「ESDに関するユネスコ世界会議」において、日本政府の財政支援により創設され、2015年から世界の優れたESD取り組みを毎年3件表彰しています。2016年は、世界64カ国とNGO10団体から120件の応募があり、ユネスコが設置した選考委員会が以下の3件を選定しました。
○岡山ESDプロジェクト(日本)
 実施主体:岡山ESD推進協議会
○Integrated ESD schemes in schools and communities in Cameroon (カメルーン)
 実施主体:Center for Community Regeneration and Development(CCREAD)
○Green impact programme (イギリス)
 実施主体:National Union of Students(NUS)

 表彰式において、ボコバ事務局長は、岡山ESDプロジェクトについて「岡山市では多様な主体が参加して、全市的な規模でESDが行われており、持続可能な都市へのマネジメントを地区レベルで実践する素晴らしいモデル」と賞賛しました。
 阿部理事・副学長は、受賞後のスピーチで「岡山ESDプロジェクトは、2005年に国連大学が開始したESDに関する地域拠点(RCE)の枠組みの中で進めてきたものであり、今回の栄誉を国連大学や他のRCEとともに分かち合いたいと思います。岡山では、地域コミュニティでのESD取組に加えて、アジアのコミュニティ学習センターとの国際連携も進めています。今回の受賞を契機として、岡山のESD実践が世界中に広まっていくように、一層努力していきます」とあいさつしました。

ユネスコHP:https://en.unesco.org/prize-esd
文部科学省HP:http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/09/1377302.htm

【本件問い合わせ先】
 岡山大学理事・副学長 阿部宏史
(電話番号)086-251-7005
(FAX番号)086-251-7021

(16.10.21)


※表彰式の写真(ユネスコ本部提供)

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