本学全学教育・学生支援機構は10月18日、プレゼンテーションの世界的第一人者であるガー・レイノルズ氏による特別講義「プレゼンテーションZen」を創立五十周年記念館で開催しました。
レイノルズ氏は米アップル社などの勤務を経て独立後、日本文化や哲学の研究を続け、京都外国語大学の教授を務める傍ら、企業向け研修やコンサルティングなどにも携わっています。同氏はプレゼンテーションの実施および指導における世界的な第一人者として知られ、とりわけスティーブ・ジョブス流のプレゼンに日本文化「禅」を融合させた手法は、「世界で最もシンプル」なメソッドとして高く評価されています。
特別講義では、レイノルズ氏がプレゼンテーションの技法について「プレゼンに必要な準備(Preparation)」、「伝わるデザイン(Design)」、「人の心をつかむ話し方(Delivery)」を主なポイントとして解説。プレゼンテーションの目的はコミュニケーションであることを理解していかに分かりやすく伝えるかを心がけること、プレゼンテーションの準備はアナログで行うこと、素晴らしいプレゼンテーションには改善によるステップバイステップが大事などのアドバイスを参加者に送りました。会場に詰めかけた約500人の学生や教職員は、豊富な画像・動画を織り交ぜ、受講者相互によるワークも盛り込まれた巧みな講演に魅了され、熱心に耳を傾けていました。
※本特別講義は、全学教育・学生支援機構 高等教育開発推進室、教育開発センター、学習環境ラボの共催、アドビシステムズ株式会社の協力で実施。
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(16.11.4)