国立大学法人 岡山大学

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第58回岡大サイエンスカフェを開催

2016年12月20日

 本学研究推進産学官連携機構は12月15日、本学の研究者が最新の科学を分かりやすく説明する「第58回岡大サイエンスカフェ」を創立五十周年記念館で開催し、市民ら124人が参加しました。
 本学大学院医歯薬学総合研究科の松井秀樹教授が「岡山大学発の新しいがん治療法・BNCT(中性子捕捉療法)の話」をテーマに講演。世界でも日本が先進的に取り組んでいるBNCTの治療効果や今後解決すべき課題、本課題を解決するために本学が進めている新しいBNCT用薬剤の優れた点、BNCTの世界標準化を目指した本学の今後の取り組み等、最新の動向を説明しました。
 次回のサイエンスカフェは、「科学で読み解く日本の古代史 ―人口・家族・病気・災害―」と題して、平成29年2月21日に開催。コンピューターシミュレーションを使って、正倉院文書に伝わる奈良時代の戸籍から、当時の家族のあり方や人口動態、その背景にある飢饉、疾病、気象、災害といった自然条件、政治的、社会的条件など、当時の人々の生産と生活を考えます。大学院社会文化科学研究科の今津勝紀教授が講師となり、分かりやすくお話いたします。

【本件問い合わせ先】
研究推進産学官連携機構 社会連携本部
TEL:086-251-7112

(16.12.20)

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