本学学生総合支援センター学生相談室(障がい学生支援室共催)は12月15日、「さまざまなセクシュアルマイノリティについて,知る。考える。5th」を本学創立五十周年記念館で開催しました。
本セミナーは、セクシュアルマイノリティについての理解を深め、教育機関における支援のあり方を考えることを目的に、平成24年から毎年開催。今回は「弁護士夫夫(ふうふ)」として多数のメディアでもご活躍中の南和行さん、吉田昌史さんと、南さんの母親の南ヤヱさんが、「息子から同性愛をカミングアウトされて―弁護士夫夫と母親の物語―」と題し、講演を行いました。同性愛をカミングアウトした動機や母親が受け入れていくまでの過程に加え、教育現場で求められる支援の具体的な方法について、和やかな雰囲気の中で説明がありました。学生ら約200人の参加者が、熱心に聴講しました。
会場の外ではパネル展示や関連書籍を紹介。参加者に対し、LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)の象徴である6色レインボーを模したレインボーリボンの配布も行われました。
同セミナーで使用したパネルと関連書籍は、12月22日まで本学附属図書館1階でも展示しました。
<本件問い合わせ先>
学生総合支援センター学生相談室
TEL:086-251-7169
(16.12.26)