本学大学院自然科学研究科は「小学生機械講座」を12月2日に岡山県内の真庭市立川上小学校、12月6日に真庭市立落合小学校でそれぞれ開催しました。「機械の教室:機械のしくみを見てみよう-リンクと歯車-」をテーマに、同研究科機械系の教員と技術職員らが企画。子どもたちは、普段目にする身の回りの機械に使われている歯車とリンクの不思議さや面白さを体験しました。
参加した両校の6年生は、リンクと歯車の仕組みについて説明を受けた後、グループに分かれて、模型を使った実習に挑戦。リンクのつなぎ方によってさまざまな動作を作り出せることや、歯車の組み合わせ方で回転の速さや伝達する動力の大きさが変わることなどを体験しました。参加した子どもたちからは「すごく難しく思っていた機械がとても身近に感じられるようになった」などの感想が寄せられました。
同講座は平成23年から毎年実施し、今年で6年目(計12小学校で実施)。子どもたちに早いうちからメカニズムに触れてもらい、その面白さを体験することで、理科全般に興味を持ってもらうことを目的としています。
【本件問い合わせ先】
大学院自然科学研究科 教授 大橋 一仁
TEL:086-251-8041
(17.01.06)