本学は、文部科学省と日中韓三国協力事務所を来賓に迎え、吉林大学(中国)、成均館大学校(韓国)とともに2月10日、平成28年度キャンパス・アジアキックオフ・ミーティングを津島キャンパスで開催しました。
これは、本学のキャンパス・アジアの第二期事業「東アジア高等教育圏を見据えた中核的高度実践人=アジアンクラット育成プログラム」が、「平成28年度大学の世界展開力強化事業~アジア諸国等との大学間交流の枠組み強化~」に採択され、今年度から5年間の予定で実施されることになったことを受けて実施したものです。
これまで、平成23年から始まった「大学の世界展開力強化事業(キャンパス・アジア)」において、本学、吉林大学(中国)、成均館大学校(韓国)はコンソーシアムを形成し、協定校間における教育連携、学生交流活動を通して将来東アジアを中心に国際的に活躍できる人材の育成を共同で目指してきました。
本ミーティングでは、荒木勝理事・副学長(社会貢献・国際担当)が開会あいさつ。その後、文部科学省高等教育局高等教育企画課国際企画室の堀尾多香室長補佐と、日中韓三国協力事務局の梅沢彰馬次長が来賓あいさつをし、各大学からこれまでの第一期パイロットプログラムの成果と課題の発表がありました。
また、第二期における本事業計画、展開方針、課題等を共有し、本事業を円滑に実施するための意見交換等も行いました。
荒木理事・副学長は「第二期では共通善を教え込むのではなく学生が現場で掴み取っていく仕組みを考えていく必要がある」と総括。また、堀尾室長補佐からは「それぞれの大学が持っている特徴を生かしたプログラムを作っていくことが重要。このプログラムでどういう人材を育てたいかを考え、現代の課題を学生が議論し合うことを大切にしてもらいたい」と期待を寄せました。
本ミーティングを踏まえ、今後一層三国間の学生交流を活発化させていきます。
【本件問い合わせ先】
グローバル・パートナーズ留学交流課
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(17.03.03)