国立大学法人 岡山大学

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教育学部卒業の沼本さんの卒業研究作品が「ウッドデザイン賞2017」で入賞

2017年11月02日

 平成28年度教育学部卒業の沼本真璃奈さんが、岡山県産ヒノキの利用拡大の一環として取り組んだ卒業研究作品”Pd comb shelf”が、優れた木材製品などに贈られる「ウッドデザイン賞2017」で入賞しました。 
 沼本さんの作品は、軽く薄いヒノキ材で作った14組の枠をバネで串状に連結したユニット棚で、複数組み合わせることで、自由に組み立てられるのが特徴です。格子状のスリットと草木染めの明るい色彩を採用しているので、軽快な室内を自由に構成することができます。
 指導教員の山本和史教授(大学院教育学研究科、当時准教授)との共同研究で、スケールモデル(模型)で試しながら、何度も設計を繰り返し、完成に至りました。 山本教授は「大企業の作品と並んで評価されたことを大変誇らしく感じています」と話しています。
 「ウッドデザイン賞」は優れた木材利活用の実践を顕彰するもので、NPO法人活木活木森ネットワークや公益社団法人国土緑化推進機構が主催。木を多用した住宅や建築、建材や工法、家具や玩具等の木製品が対象で、大企業や地方の工務店、個人工房などが入賞しています。建築から建材、家具、楽器、積み木、ダボと受賞範囲は広く、ライフデザイン部門技術・研究分野では沼本さんの作品のほか、7点が入賞しました。沼本さんの作品は12月7~9日、東京ビッグサイトで行われる「エコプロ2017〜環境とエネルギーの未来展」の《 ウッドデザイン賞2017 》ブースで展示されます。

詳しくはこちら:https://www.wooddesign.jp/

【本件問い合わせ先】
大学院教育学研究科 教授 山本和史
TEL:086-251-7661
E-mail: kazuyama@okayama-u.ac.jp

(17.11.02)

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