経済学部は、同学部生がミャンマーやラオスに赴き、現地の大学や企業などとの交流を通して学びを深める海外研修「ECBOプロジェクト(ミャンマーとラオス):経済発展と開発の現場を歩く」を、2月19日~3月1日に実施しました。
ミャンマーとラオスの経済成長率はともに7%弱(2017年、IMFデータ)と、大きな成長を実現しており、日本も含めた外国資本が急激に流入しています。街に活気がある一方で、生活環境はまだ不十分で、経済格差も広がりつつあります。
研修では、日本の政府機関による援助や民間企業の現地活動を見聞きしながら、SDGs(持続可能な開発目標)のテーマでもある「持続可能な経済発展」について学びました(SDGs目標1、9、10、17)。現地大学生との学生交流では、岡山大学について紹介したり、一緒に踊って楽しんだりもしました。
ミャンマーでは、ヤンゴン経済大学でミャンマー経済を学び、日本企業が多く進出するティラワ経済特区では、フォスター電機や両備ホールディングスの現地法人を訪問しました。ラオスでは、鈴木基義氏(ラオス計画投資大臣特別顧問)の協力により、ラオス国立大学でのセミナー実施のほか、日本大使館、JICA、両備システムズ、三菱マテリアル、ワッタイ国際空港などへ訪問し、互いに交流を深めました。
●ECBOプロジェクト
経済学部では専門性のある短期海外留学を多く実施しており、これらをEconomics Cross-Border Studies(ECBO エクボ)プロジェクトと名付けました。平成30年度は北京・中央財経大学、台湾・開南大学、シンガポール、ブルネイ・ダルサラーム大学、フランス・クレルモン・オーベルニュ大学などで実施しました。
●参考: 経済学部第1回ECBO合同報告会で学生の海外研修成果を発表
【本件問い合わせ先】
経済学部 教授 釣 雅雄
TEL:086-251-7541
経済学部がECBOプロジェクト(ミャンマーとラオス)を実施
2019年03月14日