国立大学法人 岡山大学

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大﨑名誉教授が岡山県文化賞を受賞

2019年07月05日

 岡山県の文化の振興に著しく貢献した個人・団体に贈られる「第71回岡山県文化賞」に、本学の大﨑紘一名誉教授が選ばれました。7月3日に岡山市北区内山下のルネスホールで行われた表彰式では、伊原木隆太岡山県知事から大﨑名誉教授に表彰盾が手渡されました。
 大﨑名誉教授は、昭和41年に本学工学部の助手に採用され、昭和61年から平成17年までは教授として教育と研究に従事しました。その間、工学部長や岡山大学副学長、理事・副学長を歴任。研究では、日本における経営工学の学問的発展を導いた中心的研究者であり、生産性向上に関する生産管理、画像処理ロボットによる自立型生産システムを完成させました。システムの普及により今日の日本の生産現場へのロボット導入数は世界一となり、日本のものづくり技術が飛躍的に向上しています。教員として、多数の有能な技術者を輩出しており、地域との産学官連携活動も推進してきました。こうした長年の研究と成果が評価され、今回の受賞となりました。
 受賞を受け、大﨑名誉教授は、「50年にわたる研究の足跡を振り返ると、この受賞は感慨深い。経営工学という新しい分野の研究が認められた」と喜びを語りました。
 同賞は昭和23年度に創設され、今回を含めこれまでに153人・9団体が受賞しています。


【本件問い合わせ先】
総務・企画部広報課
TEL:086-251-8415

参照リンク

http://www.pref.okayama.jp/site/presssystem/617180.html

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