国立大学法人 岡山大学

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岡山大学ティーチング・アワード表彰式、桃太郎FD・SDバーチャルフォーラム2020を開催

2020年09月14日

 本学は9月8日、岡山大学ティーチング・アワード表彰の表彰式を、学長室で開催しました。
 ティーチング・アワード表彰は、前年度に開講した教養教育科目を対象に、学内から推薦された授業科目の中から、各選考区分において本学の教育改革を先導する先進的な授業や優れた教育を行った授業を選考し、その担当教員を表彰する制度です。令和元年度開講科目からは、選考区分「アクティブ・ラーニングを活用した授業」において地域総合研究センター前田芳男教授の「岡山市の魅力を世界に伝える活動」、「SDGsに関連した授業」に全学教育・学生支援機構 RUCYNSKI JOHN EDWARD准教授の「コミュニケーション開発1」、「外国語を使った授業」にグローバル人材育成院(GDP) 鄭幸子准教授の「Cross-Cultural Experiences」、「全学に広めるべき優れた教育を行っている授業」に中川祐子非常勤講師の「英語(ライティング)‐1」を選びました。表彰式には槇野博史学長と佐野寛理事(教学担当)・総括副学長が出席し、槇野学長が各教員に表彰状を授与しました。
 9月9日には、桃太郎FD・SDバーチャルフォーラム2020(第23回桃太郎フォーラム)を、オンライン会議にて開催しました。「学習者主体のオンライン授業をもっと深めよう」をテーマに実施し、学内から約80人の教職員や学生が参加しました。
 基調講演では、高等教育開発推進センターCTE部門のAubra Bulin助教が、オンライン教育のフレームワークについて、本学のオンライン授業に関するアンケート結果や授業例を踏まえながら説明。その後、ティーチング・アワード表彰の受賞者プレゼンテーションを中心に、受賞科目の工夫点やオンライン教育への活用法を考える分科フォーラムを実施しました。 デジタルハリウッド大学大学院の佐藤昌宏教授による特別講演では、EdTechの概略に始まり、オンラインにおいて教育の質を担保するための実践例などの紹介があり、新たな知見へとつながる機会となりました。フォーラムの内容を振り返り、今後のオンライン授業の在り方を考えるグループディスカッションも行いました。
 フォーラム全体を通して、参加者はオンライン授業について、実際に行ったり受講するなどした経験に基づき、今後のオンライン授業の在り方について白熱した議論を繰り広げました。参加者からは、「自分の研究室で、メモをとりながら、場合によってはネットで実際のテクノロジーをみながら聴講でき、対面式のフォーラムにはないメリットがあった。学生がオンライン授業を評価する理由の一端が分かった気がした」、「オンライン化されたことが、このフォーラムについては効果的だったように思う。本フォーラムでの公演は聞きやすかったし、少人数でのブレイクアウトセッションで意見交換することはとても有意義だった」、「遠隔でもかなりうまく運営されていた。国際的なフォーラムになり得るのではないかと思った」など、参加者の満足度の高さがうかがえるご意見が多く寄せられました。

○ティーチング・アワード表彰受賞者のコメント及び受賞科目はこちらをご覧ください。

○桃太郎FD・SDバーチャルフォーラム2020の動画についてはこちらからご覧いただけます。(学内限定)

【本件問い合わせ先】
学務部学務企画課教育支援グループ
TEL:086-251-8426

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