国立大学法人 岡山大学

LANGUAGE
ENGLISHCHINESE
MENU

フランスのタラ オセアン(Tara Océan)財団が来学し、槇野学長を表敬訪問

2020年10月15日

 10月14日、タラ オセアン財団のパトゥイエ由美子事務長と筑波大学のAgostini Sylvain助教らが本学を訪れ、槇野博史学長を表敬訪問しました。
 この度は、タラ オセアン財団とJAMBIO(Japanese Association for Marine Biology; World Association of Marine Stationsのメンバーで、本学理学部附属臨海実験所の坂本竜哉所長が4運営委員の1人)が共同で、日本沿岸のマイクロプラスチックの調査を、同臨海実験所を皮切りに開始するにあたり、その広報活動を兼ねて訪問が決まりました。
 表敬に先立ち、財団が推進するマイクロプラスチックの海洋調査に関するポスターを本学構内のJテラス、本部棟に展示しました。
 訪問では、槇野学長、那須保友理事(研究担当)・副学長、横井篤文副学長(特命(海外戦略)担当)・ユネスコチェアホルダー(UNESCO Chairholder)、木村邦生副学長(国際担当)、同臨海実験所の坂本所長、濱田麻友子助教が、今回のタラ-JAMBIO海洋調査と今後の交流及び協力関係について意見を交換しました。
 今後、ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC-UNESCO)の「国連の持続可能な海洋科学の10年」を視野にさらなるアウトリーチ活動や共同研究を進めていく予定です。

●タラ オセアン(Tara Océan)財団
 タラ オセアン財団は2003年にフランスのファッションデザイナー「アニエス・ベー」氏らによって設立された非営利の財団で、フランスで初めて海洋に特化した公益財団として認定され、スクーナー船であるタラ号を用いて2003年より環境調査と保護のための活動を行っています。タラ オセアン財団は、気候変動と環境破壊が海洋にもたらす影響を研究し、世界中の研究所や権威ある研究機関と協同でプロジェクトを行っています。『サイエンス』特別号の論文5本などの成果があがっています。

【本件問い合わせ先】
国際部国際企画課
TEL:086-251-7036

年度