国立大学法人 岡山大学

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手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」年間手術件数が全国国立大学病院第1位に 消化器外科4領域ではそれぞれ100例に到達・西日本初!~より多くの患者さんにロボット支援手術を届けたい~

2024年04月24日

◆発表のポイント

  • 岡山大学病院は、手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」3台(Xi 2台、Si 1台)を運用しています。
  • 低侵襲治療センターが中心となって、診療科横断的にダ・ヴィンチ3台の手術枠の効率的運用を図っています。
  • 2023年のロボット支援手術件数は587件で、全国国立大学病院で第1位の実績でした。
  • 2024年3月には、食道、胃、大腸、肝胆膵の4領域において、それぞれのダ・ヴィンチ支援下内視鏡手術件数が100例を達成しました。これは西日本初の実績となります。

 岡山大学病院では、患者さんの体への負担が少ない内視鏡手術の利点を向上させるため、2010年に手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」を初めて導入しました。2023年4月から手術支援ロボットの保有数は3台(ダ・ヴィンチXi 2台、ダ・ヴィンチSi 1台)となり、多くの診療科でロボット支援手術を実施していますが、低侵襲治療センターが中心となって診療科横断的にダ・ヴィンチ 3台の手術枠の効率的な運用を図り、手術件数の増加に対応できる体制を整備してきました。
 その結果、2023年は泌尿器科、消化器外科、呼吸器外科、産婦人科領域で580件を超えるダ・ヴィンチ支援下内視鏡手術を行い、これは全国国立大学病院で第1位の実績となっています(図1)。
 また、2024年3月には、消化器外科4領域(食道、胃、大腸、肝胆膵)において、それぞれのダ・ヴィンチ支援下内視鏡手術件数が100例を達成し、これは西日本初の実績となりました(当院調べ)。
今後も低侵襲治療センターがロボット手術を総合的にマネージメントし、病院内外への情報発信を行うとともに、対象手術のさらなる増加に迅速かつ適切に対応していけるよう努めます。

 岡山大学病院は特定機能病院として、これからもひとりでも多くの患者さんに質の高い先進的かつ高度な医療を提供できるよう努めます。



<詳しい内容について>
手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」年間手術件数が全国国立大学病院第1位に 消化器外科4領域ではそれぞれ100例に到達・西日本初!~より多くの患者さんにロボット支援手術を届けたい~


<お問い合わせ>
岡山大学病院低侵襲治療センター(消化管外科)
 講師 寺石 文則
岡山大学病院低侵襲治療センター(泌尿器科)
 講師 小林 泰之
岡山大学学術研究院医歯薬学域(医)消化器外科学分野
 教授 藤原俊義
(電話番号)086-235-7257  (FAX)086-221-8775
(URL) http://www.omit-okayama-u.com

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