国立大学法人 岡山大学

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大規模言語モデルを用いたAIによる質問応答システムを独自開発

2024年05月23日

◆発表のポイント

  • ユーザが自由記述で質問しても、質問の微妙な違いを吸収して正しく回答する質問応答システムを開発しました。
  • 大規模言語モデル(LLM)を利用して、「よくある質問(FAQ)」(1)からユーザの質問に最も近い質問を検索してその回答を返します。
  • 既存のFAQシステムのデータと最新のAI技術であるLLMを組み合わせ、大学内のサーバ上に独自に構築しました。

 近年発展しているLLMの技術を利用し、キーワードやカテゴリーを意識することなく質問できる質問応答システムを開発しました。第一弾として2024年5月22日から、本学情報統括センターの「よくある質問(FAQ)」でサービスを開始しました。生成AIの課題として誤った文を生成してしまう欠点があるため、LLMをFAQの検索に適用することで、この欠点を回避しています。本サービスは本学AI・数理データサイエンスセンターのサイバーフィジカル情報応用研究推進部門(Cypher)が主催する学内異分野研究者を集めた研究会(2)での交流をきっかけとして、学内における先端の研究成果を本学情報統括センターの課題に適用することで生まれました。

◆研究者からひとこと

本学情報統括センターの「よくある質問(FAQ)」は私も同センターのサービスを利用する一人なので利用していました。当初は回答をAIに出させることを想定していたのですが、FAQに書かれていない内容を答えることがあったので、検索だけのシステムにしました。LLMで検索できるようになって、同センターが提供しているサービスを私自身もよりよく知ることができるようになりました。
竹内准教授

■補足・用語説明
(1)よくある質問(FAQ):https://www.citm.okayama-u.ac.jp/citm/faq/index.html
(2) Cypher主催の研究交流:毎月1回学内の異なる様々な分野の研究者が研究発表を行い意見交換する研究会(令和5年度)

■論文情報 なし

■研究資金 なし

<詳しい研究内容について>
大規模言語モデルを用いたAIによる質問応答システムを独自開発


<お問い合わせ>
岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域(工)
岡山大学AI・数理データサイエンスセンター
サイバーフィジカル情報応用研究推進部門
准教授 竹内 孔一
(電話番号)086-251-8178

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