◆発表のポイント
- 岡山大学が推進する「BIZENエコシステム構築による産業振興拠点形成」が、AMEDによるスタートアップ支援拠点事業に採択されました。
- 本学は、全国13拠点の中でも、医療機器開発支援とスタートアップ創出に特化した4拠点の1つとして選ばれました。
- J-PEAKSとの連携を通じて、医療・ヘルスケア分野の社会実装を促進し、地域から世界へと展開するスタートアップの育成に貢献します。
岡山大学学術研究院医療開発領域・新医療研究開発センターの櫻井淳教授、および同センター次世代医療機器開発部の内田大輔准教授(特任)らが中心となり推進する「BIZENエコシステム構築による産業振興拠点形成」が、令和7年6月20日付で、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)による令和6年度「優れた医療機器の創出に係る産業振興拠点強化事業(スタートアップ支援拠点)」に採択されました。
本事業では、岡山大学独自のオープンイノベーションプログラム「BIZEN」を核に、医療機器開発からスタートアップ創出、そしてグローバル展開までを一貫して支援する体制の構築を目指します。プロジェクトの特性に応じた適切なマネジメントを通じて、岡山から世界を舞台に飛躍するスタートアップの育成を図り、地域産業の活性化にもつなげていきます。
◆研究者からひとこと
私たちは日々、患者さんと向き合う中で、“あったら助かる技術”の必要性を強く感じています。現場のニーズから出発し、それを形にできる環境づくりこそ、BIZENエコシステムの真価です。今回の採択を機に、技術・知見・人材がつながる拠点として、地域と世界のWell-beingに貢献してまいります。 | ![]() 櫻井淳 教授 (新医療研究開発センター副センター長) |
<詳しい内容について>
岡山大学「BIZENエコシステム」スタートアップ支援でAMED事業に採択~医療×産業で世界へ挑む、イノベーション拠点形成~
<お問い合わせ>
岡山大学学術研究院 医療開発領域 新医療研究開発センター
准教授(特任) 内田 大輔(次世代医療機器開発部長)
(電話番号)086-235-6979