◆発表のポイント
- 岡山大学の研究者がGuest Editorを務めた、光合成研究に関する国際特集号が、学術誌 Plant and Cell Physiology において発行されました。
- 光合成の基礎反応、分子機構、進化、応用展開までを網羅した、レビュー論文10編、原著論文9編の計19編を収録しています。
- 表紙には、光合成を担うタンパク質複合体を擬人化したヒーローたちが活躍するイラストを採用し、学術研究の成果を一般にも親しみやすく発信しています。
岡山大学学術研究院先鋭研究領域(資源植物科学研究所)の坂本亘教授、同大学術研究院先鋭研究領域(異分野基礎科学研究所)の沈建仁教授らがGuest Editorを務めた光合成研究の国際特集号が、植物科学分野の主要学術誌 Plant and Cell Physiology(Oxford University Press)において2025年11月に発行されました。
本特集号は「Photosynthesis – the basics, mechanisms, and applications(光合成―基本からメカニズムと応用までー)」と題し、光エネルギー変換反応の基礎、分子機構、制御、進化、さらには農業や人工光合成への応用までを幅広く扱っています。
特集号には、2024年に神戸で開催された第2回アジア・オセアニア光合成国際会議の成果を中心に、世界最先端の研究成果19編が収録されています。
また、光合成を担うタンパク質複合体をヒーローに見立てた独創的な表紙を通じて、光合成研究が地球環境と持続可能な社会を支える重要な科学であることを視覚的にも発信しています。
◆研究者からひとこと
| 光合成は、地球環境と生命を根底から支える反応でありながら、その仕組みは非常に精緻で、分野横断的な研究を必要とします。本特集号では、基礎から応用までを俯瞰し、光合成研究の現在地を示しました。表紙のイラストを通じて、この研究分野の魅力を多くの方に感じていただければと思います。 | ![]() 坂本教授 |
| 光合成研究は、基礎科学であると同時に、将来の食料生産や持続可能なエネルギー技術にもつながる重要な分野です。本特集号には国際的に最先端の成果が集められており、岡山大学からこのような学術発信ができたことを大変意義深く感じています。 | ![]() 沈教授 |
【特集号情報】
• 学術誌名:Plant and Cell Physiology(Oxford University Press)
• 特集号:Vol.66, Issue 11(2025年)
• 特集タイトル:Photosynthesis – the basics, mechanisms, and applications
• Guest Editors:
o 沈 建仁(岡山大学)
o 坂本 亘(岡山大学)ほか
• 特集号URL:https://academic.oup.com/pcp/issue/66/11
<詳しい内容について>
光合成の主役はヒーローだった?「光合戦隊ヒカレンジャー」が表紙を飾る国際特集号を発行
<お問い合わせ>
岡山大学資源植物科学研究所
光環境適応研究グループ
教授 坂本 亘
(電話番号)086-434-1206
(HP)www.rib.okayama-u.ac.jp/index-j.html

