国立大学法人 岡山大学

LANGUAGE
ENGLISHCHINESE
MENU

JR沿線の伐採木が備前焼の景色になる―岡山大学・JR西日本・備前焼作家による新ブランド誕生―車窓の景色・備前焼の景色・暮らしの景色を一つにつなぐプロジェクト

2026年07月31日

◆発表のポイント

  • 岡山大学とJR西日本岡山支社との連携協定事業の一環で、本学学生による新しいコンセプト「3つの景色をつなぐ」による備前焼の開発。
  • JR西日本岡山支社管内の路線沿線で伐採した木材(車窓からの風景)を備前焼の窯の薪として使用することで木灰が自然釉となり、作品表面の新しい模様(備前焼の風景)をつくります。
  • JRによる窯の燃料(木材)の提供や、学生主導によるブランディングやパッケージデザインにより、備前焼の販売価格が4割程度抑えられ、備前焼のある日常生活の風景を実現。

 JR沿線の伐採木が、備前焼の新しい景色となり、暮らしの器へ――。岡山大学、JR西日本岡山支社、備前焼作家が連携し、学生が企画・ブランド開発を担った新ブランド「BIZENYAKI NEO KESHIKI」を令和8年8月中旬から販売開始します。
 本プロジェクトでは、JR西日本岡山支社管内の鉄道路線沿線で伐採した木材を、備前焼の窯焚きの薪として活用します。木灰が自然釉となることで、従来にはない新たな「景色」を器の表面に生み出すとともに、これまで燃料利用が中心であった伐採木に新たな文化的価値を与える循環型の取り組みです。
 さらに、学生がブランドコンセプトやロゴデザインを担当し、岡山大学教員が備前焼の景色を見せる新しいパッケージを開発しました。これにより、従来18,000~20,000円程度で販売されている作品を約10,000~12,000円で販売することが可能となり、備前焼をより身近な日用品として提案します。
 本プロジェクトが目指すのは、「JR沿線の景色」「備前焼に現れる景色」「備前焼のある暮らしの景色」という3つの景色をつなぐことです。地域資源、伝統工芸、大学教育を結び付け、新しい循環型ブランドとして岡山から発信します。

◆研究者からひとこと

JR沿線の木が備前焼の景色になる。その景色を毎日の暮らしで楽しめることが、このプロジェクト最大の魅力です。これは備前焼の話ではなく、新しい循環型ブランドの提案です。

本プロジェクトのために作品作りに取り組んでくださいました松井宏之先生、木材を提供くださいましたJR西日本様、パッケージの作成に協力くださいました、本学山本和史教授、そして、コンセプトワークからブランディング、資材運び、焼成の手伝い、すべてに全力を尽くしてくださった学生の皆さまに深く感謝申し上げます。

清田教授


<詳しい内容について>
JR沿線の伐採木が備前焼の景色になる―岡山大学・JR西日本・備前焼作家による新ブランド誕生―車窓の景色・備前焼の景色・暮らしの景色を一つにつなぐプロジェクト


<お問い合わせ>
岡山大学学術研究院教育学域
教授 清田 哲男
(電話番号)086-251-7663
(FAX)086-251-7663

年度