国立大学法人 岡山大学

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西日本豪雨で救出された古文書、岡山市に寄贈

2026年07月31日

◆発表のポイント

  • 西日本豪雨の際に救出された武藤家文書(278点)が修復・調査を終え、所蔵者から岡山市立中央図書館に寄贈されました。
  • 修復・調査には、学内に事務局をおく岡山史料ネットがボランティアとともにあたりました。
  • この古文書の内容を紹介する催しが、8月2日に岡山県立記録資料館で開催されます。

 岡山大学文明動態学研究所所長の今津勝紀教授が代表をつとめる「岡山史料ネット」が西日本豪雨の際に救出した岡山市北区の武藤家文書が、ボランティアのみなさんによる修復と調査を終え、6月23日に岡山市立中央図書館に寄贈されました。
 この武藤家文書278点には、1904~05年の日露戦争に従軍した兵士からの手紙や、醤油の製造やその経営に関する記録など、明治から昭和戦前にかけての北区御津地域の歴史を考える重要な記録が確認されており、その概要は「岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要」でも紹介しています。
 武藤家文書が、地域の歴史資料の保存・公開に精力的に取り組んでいる岡山市立中央図書館に寄贈されたことで、多くの市民のみなさんにご覧いただけるようになり、地域の歴史をふまえたまちづくりなどで活用されることが期待されます。

◆研究者からひとこと

西日本豪雨の際、私たちの古文書の存在を知らせて下さったのは泥出しのボランティアの方でした。泥のついた資料を洗浄・乾燥するという地道な作業にも多くのボランティアの方が参加してくださいました!今後、多くのみなさんにご覧いただけることを願っています。
今津教授

■論文情報
 論 文 名:岡山県御津郡金川村武藤家文書目録・史料紹介
 掲 載 誌:『岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要』49巻
 著  者:上村 和史,東野 将伸
 D O I:http://doi.org/10.18926/58151

■研究資金
 本研究は、岡山大学文明動態学研究所2025年度「共同研究プロジェクト」(研究代表:東野将伸)、および独立行政法人日本学術振興会(JSPS)「科学研究費助成事業」(特別推進研究・19H05457,研究代表:奥村弘および基盤研究A・25H00489,研究代表:奥村弘)の支援を受けて実施しました。

<詳しい内容について>
西日本豪雨で救出された古文書、岡山市に寄贈


<お問い合わせ>
岡山大学 文明動態学研究所
所長 今津 勝紀
(電話番号)086-251-7408
(FAX)086-251-7408

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