ラベンダーやパクチーに含まれる精油成分に放射線防護効果があることを解明
2017年06月22日
岡山大学中性子医療研究センターの小野俊朗教授、花房直志准教授らの研究グループは、古来より生薬や香料として広く用いられてきた精油の主成分であるモノテルペノイドの中に、放射線に対して防護効果を有するものがあることを明らかにしました。本研究成果は5月4日、ハンガリー国の国際雑誌「Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry」電子版に掲載されました。
本研究成果により、精油成分を用いた安全な放射線防護剤の開発と利用が進展することが期待されます。
本研究成果により、精油成分を用いた安全な放射線防護剤の開発と利用が進展することが期待されます。

<論文情報等>
著者 Ken-ichi Kudo, Tadashi Hanafusa and Toshiro Ono
題名 In vitro analysis of radioprotective effect of monoterpenes
誌名 Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry,
DOI 10.1007/s10967-017-5268-0, 2017
<詳しい研究内容について>
ラベンダーやパクチーに含まれる精油成分に放射線防護効果があることを解明
<お問い合わせ>
岡山大学中性子医療研究センター
教授 小野 俊朗
(電話番号)086-235-7496
(FAX番号)086-221-2270