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体内時計が血液脳関門の維持に重要であることを発見

 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(医)の宝田剛志准教授と金沢大学・日本大学の共同研究グループは、体内時計システムの構成因子の欠失が、脳血管周囲に存在するペリサイトの機能破綻を起こすことで、血液脳関門の恒常性維持機能を減弱させることを見出しました。成果は9月14日、国際科学誌「Journal of Neuroscience」のResearch Articleとして掲載されました。
 いくつかの中枢神経疾患では睡眠障害を合併することが知られています。睡眠・覚醒リズムを担う体内時計システム構成因子が脳血管の恒常性維持に重要であることを見出した本研究成果は、中枢神経疾患の病態解明に重要な知見を与えることが期待されます。

<論文情報等>論文名:Disruption of Bmal1 impairs blood-brain barrier integrity via pericyte dysfunction.掲載誌:Journal of Neuroscience著 者:Ryota Nakazato, Kenji Kawabe, Daisuke Yamada, Shinsuke Ikeno, Michihiro Mieda, Shigeki Shimba, Eiichi Hinoi, Yukio Yoneda and Takeshi TakaradaDOI:10.1523/JNEUROSCI.3639-16.2017

<詳しい研究内容について>
体内時計が血液脳関門の維持に重要であることを発見

<お問い合わせ>
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(医)
准教授 宝田 剛志
(電話番号)086-235-7407