岡山大学医学部保健学科看護学専攻の学生7人が2月15日、岡山市「平成29年度大学生まちづくりチャレンジ事業」の特別賞を受賞しました。「大学生まちづくりチャレンジ事業」は、大学生が地域や企業、NPO等と協働して取り組む地域における活動に対し、岡山市が補助金を交付し支援する事業です。
本学医学部保健学科看護学分野から、「看護学生まちづくり班」として保健師を目指す3年生7人が参加し、岡山市社会福祉協議会の協力の下、独居高齢男性に焦点を当てた高齢者の健康づくりについて検討しました。学生たちは大学での講義を通じて、高齢者が家にこもりがちになり孤立する状況を課題と捉え、地域の現状を把握するための調査をしたほか、地域のサロン「雀の会」での聞き取り調査を実施。災害時の避難方法が不明なこと、独居高齢男性の外出低下と栄養摂取の偏りなどの具体的な取り組み課題を見いだしました。
本学では今後も、健康教育等の授業に取り入れることで、当該地域の高齢者の健康増進・健康寿命の延伸を目指します。
【お問い合わせ先】
大学院保健学研究科 准教授 芳我ちより
TEL:086-235- 6853
(18.02.22)