本学は11月5、6日の2日間、津島キャンパスで大学祭（津島祭）を開催しました。今回は、コロナ感染症対策の一環として、本学のDS部（Data Science部）が開発した「入退場人数カウントと検温が同時にできる装置」を活用し、会場内に同時に入場いただける人数を5千人に限定して開催し、2日間で1万4千人を超える多くの方にご来場いただきました。
　「おかえりなさい岡大祭～心をギュッとくっつけん祭～」をテーマに、当日は会場中が学生によるバラエティ豊かな模擬店で彩られ、岡山県内の飲食店によるキッチンカーも多数出展されました。恒例の文化系・体育系クラブの各種企画や音楽ライブに加え、会場内４箇所に設けられた特設ステージでは、各種コンテストやダンス、ダブルダッチなど趣向を凝らしたパフォーマンスが披露され、連日大盛況でした。
　6日に清水記念体育館で行われた俳優・佐野勇斗さんのトークショーやお笑い芸人・安田大サーカスHIRO＆クロちゃんのお笑いライブも、学内外から多くの観覧者が集まり大いに盛り上がりました。各ステージの様子やお笑いライブは生配信を行い、会場に足を運んでいただいた方だけではなく、オンライン上でも多くの方々に楽しんでいただけました。
　3年ぶりの対面開催であったこともあり、大学祭実行委員をはじめ多くの学生が初めての試みに試行錯誤しましたが、来場者の方のご協力もあり、無事に2日間の日程を終えることができました。
　大学祭を振り返って、今回の大学祭を主催した大学祭実行委員長の長原勇翔さん（経済学部2年）は、「岡山大学祭にご来場いただき誠にありがとうございました。実行委員会を代表して、ご協力、ご支援いただいた皆様に深くお礼申し上げます。3年ぶりの対面開催の大学祭ということもあり、不安な気持ちもございましたが、皆様の楽しむ顔を見ることができ、幸甚でございます。来年度以降は今年度よりももっとパワーアップした大学祭を開催できるよう日々精進してまいります」と今年度大学祭開催への謝辞と来年度大学祭への意気込みを話していました。
　また、入退場人数カウントと検温が同時にできる装置を開発したDS部の部員の伊賀さん（工学部2年）は、「今年の大学祭で使われた入退場管理システムは、ソフトウェア・ネットワーク・ハードウェアの現在使われている情報技術の集成であり、その設計・開発は非常に有意義なものであったと思います。DS部のメンバーや大学祭実行委員、学生支援課の方々と幾度もの協議、実験を経て完成させることができました。ご助力してくださった方々、スポンサーの皆様、本当にありがとうございました。今回の開発・運営で得られた経験を今後のプロジェクトにも活かしていきたいです」と話していました。


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学務部学生支援課
TEL：086-251-7179