8月31日～9月4日、第49回中四国学生ハンドボール選手権大会秋季リーグが、キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター（山口県周南市）で行われました。一昨年、昨年の同大会は新型コロナウイルスの影響でトーナメント形式でしたが、今年は例年通りのリーグ戦で行われました。
　本大会では、中四国学生ハンドボール一部リーグ（女子）に所属する中四国大学5校（環太平洋大学、広島経済大学、岡山大学、山口大学、広島大学）が、上位3チームの全日本インカレ出場権を争いました。
　同部は本大会の1カ月前に西日本インカレに出場しており、本大会では「全日本インカレ出場」を目標として掲げ、目標達成に向けて真夏の暑さに負けず練習に取り組んできました。本大会は4年生にとって最後の大会で、キャプテンの行広奏凛さん（農学部4年）は、試合前に「自分たちらしいプレーで最後まで全力で走り切ろう！」と部員に話し、チームメイト一人ひとりが日々の努力を自信に変え、この大会に臨みました。
　迎えた初戦、強豪校の環太平洋大学には2-56と大敗してしまいましたが、気持ちを切り替え、広島大学、山口大学との試合では激闘の末に勝利し、一部リーグ第3位という結果を掴みとることができました。そして、チームとして16年ぶりに全日本インカレへの出場権を獲得することができました。この結果には、選手、マネージャー、監督、指導教員、OB、OG、保護者の方々、皆大喜びです。マネージャーの青木優美香さん（農学部4年）は、「16年ぶりのインカレ出場決定と同期のゴールをベンチから見届けられ、感慨深い大会でした」と話していました。
　また、本大会の優秀選手に贈られるベスト7に、中村麗奈さん（教育学部3年）が選出されました。中村さんは、「このような光栄な賞を頂けて嬉しいです。これからも頑張ります！」と意気込みを話していました。
　同部に所属する部員は、約半数が大学生になってからハンドボールと出会った初心者です。彼女たちがインカレ出場という目標達成に向けて奮闘する姿は、多くの人に感動を与えました。来年の目標は、全日本インカレ初戦突破。彼女たちの更なる活躍を期待しましょう！

〇大会結果〇
【第49回中四国学生ハンドボール選手権大会秋季リーグ】
vs環太平洋大学　2-56
vs広島経済大学　29-31
vs山口大学　　　21-16
vs広島大学　　　30-9
【第58回全日本学生ハンドボール選手権大会高松宮記念杯（インカレ）】※11月3日～11月7日開催
vs富士大学　　　16-53

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