本学は4月2日、令和6年度岡山大学入学式及び大学院入学式を岡山県総合グラウンド体育館（ジップアリーナ岡山）で行い、学部生・大学院生ら計3,521人の入学を祝福しました。
　那須保友学長は式辞で、学長就任以来提唱してきた「不易流行」をキーワードとして紹介。「時代が変わろうとも不変なもの・変えてはいけないものを『不易』、時代の変化、社会の要求や期待に応える形で変化させていかねばならぬものを『流行』と言います。皆さん自身にとっての『不易流行』とは何かぜひ考えてみてください」と問いかけました。そして、「私が皆さんに『不易』として求めたい姿勢は、自分自身のことのみならず、家族、友人、地域社会、そして地球のあるべき姿や課題について想像力豊かに思いを巡らせ、『利他の心』をもって自分自身ができることを主体的に考え、新たな価値を創り出していこうとする姿勢、行動です。言い換えれば皆さん一人一人が主役なのです」と新入生への期待を述べました。
　新入生を代表し、グローバル・ディスカバリー・プログラムの朝倉愛莉さんが「私たち新入生は、歴史と伝統ある岡山大学において、目の前の課題に真摯な姿勢で取り組み、社会に貢献できる人間となるべく、勉学に励み、学生生活が実りあるものとなるよう努力することを誓います」と宣誓しました。
　式典後には、岡山大学応援団総部により新入生に向けた応援演舞が行われ、力強い演舞でこれから始まる大学生活へのエールを送りました。

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