本学農学部は11月8日(土)、第24回岡山大学農学部公開シンポジウムを共育共創コモンズで開催しました。「大規模山林火災はなぜ起こる?どう防ぐ?-防災、減災、復旧する地域社会を創りあげる-」をテーマとし、一般の方、高校生、大学生、本学教員など85名が参加しました。
講演会では、本学環境生命自然科学研究科教授 嶋一徹氏、公益社団法人おかやまの森整備公社専務理事(元岡山県農林水産部治山課長 技術士(森林) 武田保氏、日本植生株式会社営業本部(設計担当)参事 小竹守敏彦氏、岡山県農林水産部治山課課長 井上昌則氏が登壇。今春岡山県で発生した山林火災では広範囲の山林を焼損しました。大規模山林火災が起こる背景と歴史、復旧に向けての取り組み、最新の緑化技術等について、学術、企業、行政それぞれの立場から、具体例を交えた説明および紹介がなされました。続く総合討論では、学生や高校生、一般の方との意見交換から、様々な疑問、提案、要望などが示されて意義深いディスカッションとなりました。
本シンポジウムは、地域活性化システム論第2回講義としても実施されました。
第24回岡山大学農学部公開シンポジウム「大規模山林火災はなぜ起こる?どう防ぐ?-防災、減災、復旧する地域社会を創りあげる-」を開催
2025年11月13日