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【プレスリリース】「柿」の全ゲノム解読 ~ 植物における「性の進化」のヒント

 日本人にとってなじみ深い「柿」ですが、近年は科学的観点からも大きく注目を集めています。100年以上も謎に包まれていた「植物の性別」を決定する遺伝子が世界で最初に発見されたのは柿(カキ属)であり、作物の栽培・育種にとっても非常に重要な「性」の研究におけるパイオニア的な存在となっています。岡山大学大学院環境生命科学研究科(農) 赤木剛士准教授は、このたび、カリフォルニア大学デービス校、かずさDNA研究所、京都大学の共同研究者とともに柿の野生種の一つであるマメガキの全ゲノム配列を解読しました。さらに、赤木准教授らの研究によって既に見つかっていたカキ属の性決定遺伝子「OGI」や「MeGI」が、カキ属の進化に特異な「全ゲノム倍化」から生まれたものであり、本来は性に関与していなかった遺伝子が新しく性決定遺伝子に変化する進化のメカニズムを明らかにしました。これは、本来は両性花を着花する植物が、どのように性別を手に入れたのかを紐解く手掛かりになるものです。また、本研究で解読された柿の全ゲノム情報によって、「甘柿と渋柿の違い」や「干し柿・生食柿の適性」といった、私たちにも身近な柿の性質にもゲノム情報からアプローチできるようになると期待されます。本研究成果は、日本時間2月29日(土)午前7時(米国カリフォルニア時間:2月28日(金)午後2時)、米国の科学雑誌「PLOS Genetics」に掲載されました。

詳細は下記URLをご覧ください

https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id701.html
(岡山大学トップページ > プレスリリース)

https://www.okayama-u.ac.jp/user/ushijima/phlab/index.html
(園芸利用学研究室トップページ)