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【プレスリリース】コーヒーは虫のオスにとって精力剤なのか~カフェインを飲んだオスは、求愛にせっかちになる!~

 岡山大学大学院環境生命科学研究科の大学院生と宮竹貴久教授は、米・小麦類の貯穀害虫であるコクヌストモドキに砂糖水に混ぜたカフェインを経口摂取させ、交尾行動と精子競争力を調べました。その結果、カフェインを飲んだオスは、飲んでいないオスに比べ、容器に入れてからメスに求愛するまでの時間とメスにマウントするまでの時間が短くなり、交尾器も早く突出させることがわかりました。つまり、カフェインを摂取すると一連の求愛行動のパターンが加速することになります。さらに突然変異体の黒色ミュータント系統(注1)を使って、カフェインを飲ませたオスと飲ませていないオスを一匹のメスと交尾させ、どちらのオスの精子が受精に使われたかも調べたところ、カフェインの摂取が精子の卵受精力に影響することはありませんでした。これらの研究成果は9月26日、Wiley出版会の国際雑誌「Ethology」のResearch Articleとして掲載されました。

 昆虫の交尾行動にカフェインが影響を及ぼすことは新しい発見です。またカカオや茶に含まれるカフェインが自然のなかで、どのような機能を持つかは不明です。植物がなぜカフェインを作るように進化したのかについても示唆を与える可能性があります。

詳細は下記URLをご覧ください
(岡山大学トップページ > プレスリリース)

https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id774.html