研究・院外活動

学会発表

令和5年度

  • 日本歯科衛生学会 第18回学術大会 in静岡(ポスター)
    R5.9.16~18
    「合指による自力清掃困難なアペール症候群患者に対して口腔衛生習慣の確立を目指した症例」
    西山 由夏
  • 日本歯科衛生学会 第18回学術大会 in静岡(ポスター)
    R5.9.16~18
    「開口障害を有するがんサバイバーのための加工した歯ブラシの歯垢除去効果に関する検討」
    藤代 万由
  • 日本歯科衛生学会 第18回学術大会 in静岡(口演)
    R5.9.16~18
    「某大学病院口腔外科における歯科衛生士の新規介入に関する検討」
    横澤 恵美
  • 第66回秋季歯周病学会学術大会 in長崎(ポスター)
    R5.10.14
    「先天性ネフローゼ症候群患者の薬物性歯肉増殖症への対応 ~11年経過症例~」
    梶谷 明子
  • 第38回日本糖尿病合併症学会 in岡山(口演)
    R5.10.20~21
    「家族性リポ蛋白リパーゼ欠損症および2型糖尿病を併発した重度慢性歯周炎患者に対する歯周病治療の展開」
    千神 八重子

令和4年度

  • 第17回日本歯科衛生学会学術大会 9月17~19日(ポスター)
    「某大学病院の母親学級における口腔保健に関する意識調査」
    千神 八重子
  • 第17回日本歯科衛生学会学術大会9月17~19日(ポスター)
    「某大学病院ICU口腔ケアラウンドの過去13ヶ月間の実態調査」
    橋本 美代子
  • 日本歯科保存学会2022年秋期学術大会(第157回)  11月10日~11日(ポスター)
    「岡山大学病院腫瘍センターにおける口腔粘膜炎発症予防に対する歯科衛生士の取り組み」
    杉浦 裕子
  • 第8回 日本がん口腔支持療法学会学術大会 12月17~18日(口演)
    「歯ブラシの刷毛部の長さの違いによる開口量別歯垢除去効果」
    藤代 万由

令和3年度

  • 日本がん口腔支持療法学会 第7回学術大会 Web発表
    「放射線性う蝕罹患率が高い頭頚部癌患者に治療前から継続的に口腔管理を行なった一例」
    吉田 陽子
  • 日本歯科衛生士学会第16回学術大会 9月18日~30日Web発表
    「脆弱性が増した高齢癌がん患者ができることを取り入れた口腔衛生管理を行った一症例」
    杉浦 裕子

令和2年度

  • 日本がん口腔支持療法学会第6回学術大会 Web発表
    「分子標的薬併用放射線療法(BRT)中の頭頚部がん患者に対する口腔衛生管理を行った症例」
    藤代 万由
  • 日本歯科衛生学会第15回学術大会 誌上発表
    「口蓋隆起部に顎骨壊死を起こしたディノスマブ投与患者の口腔衛生管理の経験」
    髙馬 由季子
  • 日本歯科衛生学会第15回学術大会 誌上発表
    「医科歯科連携による口腔衛生管理が中毒性表皮壊死症患者の合併症予防に効果的であった一症例」
    小倉 早妃
  • 日本歯科衛生学会第15回学術大会 誌上発表
    「食道癌治療の術前準備として歯科衛生士が行う口腔衛生管理が術後合併症予防に貢献できた一症例」
    髙橋 麻里子
  • 日本歯科衛生学会第15回学術大会 誌上発表
    「摂食機能障害児の口腔衛生状態が介護者への口腔衛生指導により改善された一症例」
    千神 八重子

令和元年度

  • 第55回日本肝臓学会総会 in東京
    R1.5.30・31
    「歯科を受診する患者に対する肝炎検査受検勧奨」
    三浦 留美
  • 第57回日本小児歯科学会大会 in札幌
    R1.6.10・11
    「乳幼児期に発症した自己免疫性好中球減少症患者の口腔管理の1例」
    佐々木 禎子
  • 第14回日本歯科衛生学会学術大会 in愛知
    R1.9.16
    「食道癌術前化学療法中の口腔衛生管理が咬合再構成の遂行に貢献した一症例」
    高坂 由紀奈
  • 第14回日本歯科衛生学会学術大会 in愛知
    R1.9.16
    「食道癌術前補助化学療法中のセルフケアの確立に難渋した一症例」
    小倉 早妃
  • 日本歯科衛生学会第14回学術大会 in名古屋 (ポスター)
    R1.9.14・15・16
    「某大学病院における周術期認定歯科衛生士育成への取り組みと課題について」
    花岡 愛弓
  • 第14回日本歯科衛生学会学術大会 in愛知
    R1.9.16
    「食道癌周術期患者の口腔衛生状態を改善させ術後肺炎予防に貢献した一症例」
    大森 裕子
  • 第14回日本歯科衛生学会学術大会 in愛知
    R1.9.16
    「分子標的薬併用放射線療法(BRT)中の頭頸部がん患者に対する口腔衛生管理を行った症例」
    藤代 万由
  • 第14回日本歯科衛生学会学術大会 in愛知
    R1.9.16
    「病院連携の下病院歯科衛生士が化学療法中の患者と口腔セルフケアの継続を目指した症例」
    杉浦 祐子

平成30年度

  • 日本歯科衛生学会 第13回学術大会 in福岡
    H30.9.15・16・17
    「化学療法中に口腔乾燥を訴えた進行再発乳癌患者の口腔内所見」
    杉浦 裕子
  • 日本歯科衛生学会 第13回学術大会 in福岡
    H30.9.15・16・17
    「某大学病院の周術期口腔機能管理における患者満足度調査報告」
    高坂 由紀奈
  • 日本歯科衛生学会 第13回学術大会 in福岡
    H30.9.15・16・17
    「歯科衛生士による口腔衛生管理が生体肺移植後の合併症予防に貢献できた一症例」
    花岡 愛弓
  • 第21回日本臨床脳神経外科学会 in金沢
    H30.7.15
    「非優位半球症状を伴う右側頭葉膠芽腫患者の周術期において歯科衛生士の関わりが有効であった症例」
    千神 八重子
  • 第61回春期日本歯周病学会学術大会 in東京
    H30.6.1・2
    「歯科治療介入が生活習慣の改善につながった糖尿病関連性歯周炎患者の一症例」
    志茂 加代子

平成29年度

  • 第45回日本集中治療医学会学術集会学会 in千葉
    H30.2.21・22・23
    「術前準備として歯科衛生士が行なう専門的口腔衛生指導が食道癌患者の早期術後肺炎予防に及ぼす有効性の検討」
    花岡 愛弓
  • 第36回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会 in新潟
    H30.1.25・26
    「歯科衛生士が行なう口腔支持療法としての専門的口腔衛生指導は化学療法中の口腔粘膜炎重症化予防に有効である」
    花岡 愛弓
  • 日本歯周病学会60周年記念京都大会 in京都
    H29.12.16・17
    「家族性リポ蛋白リパーゼ欠損症および2型糖尿病を罹患した重度慢性歯周炎患者に対する非外科的歯周治療の効果を実感した一症例」
    千神 八重子
  • 第3回 日本がん口腔支持療法学会 in岡山
    H29.11.17・18
    「がん化学療法患者に対する口腔衛生管理の実態調査」
    小倉 早妃
  • 第3回 日本がん口腔支持療法学会 in岡山
    H29.11.17・18
    「周術期患者に対して歯科的治療の意思決定支援を行った一症例」
    佐々木 禎子
  • 第3回 日本がん口腔支持療法学会 in岡山
    H29.11.17・18
    「食道癌DCF療法開始前からの口腔衛生管理による口腔粘膜炎予防の有効性」
    花岡 愛弓
  • 日本歯科衛生学会 第12回学術大会 in東京
    H29.9.18
    「大学病院における周術期口腔機能管理に関する臨床実習の教育的効果」
    高坂 由紀奈
  • 日本歯科衛生学会 第12回学術大会 in東京
    H29.9.17・18
    「がん化学療法患者に対する口腔衛生管理の実態調査」
    小倉 早妃
  • 日本歯科衛生学会 第12回学術大会 in東京
    H29.9.17・18
    「周術期患者に対して歯科的治療の意思決定支援を行った一症例」
    佐々木 禎子
  • 日本歯科衛生学会 第12回学術大会 in東京
    H29.9.17・18
    「大学病院に勤務する医療技術部職員および事務職員における歯科用語の認知度の違い」
    城本 ゆき子
  • 日本歯科衛生学会 第12回学術大会 in東京
    H29.9.17・18
    「初回外来化学療法患者の口腔カンジダ感染量が口腔内の疼痛やQOLに及ぼす影響」
    杉浦 裕子
  • 日本歯科衛生学会 第12回学術大会 in東京
    H29.9.17・18
    「食道癌DCF療法開始前からの口腔衛生管理による口腔粘膜炎予防の有効性」
    花岡 愛弓
  • 第28回近畿・中国・四国口腔衛生学会総会 in広島
    H29.9.10・1
    「化学放射線療法患者に対して口腔粘膜炎管理を行った症例」
    益成 美保
  • 第28回近畿・中国・四国口腔衛生学会総会 in広島
    H29.9.10・1
    「口腔崩壊した患者の全身状態に配慮し歯科衛生指導を行った一症例」
    大森 裕子
  • 第60回春季日本歯周病学会学術大会 in 福岡
    H29.5.12・13
    「2型糖尿病患者に対する歯周治療の効果とSPT時の課題を実感した一症例
    高橋 麻里子

平成28年度

  • 第32回日本静脈経腸栄養学会in岡山
    H.29.2.23・24・25
    「食道がん化学療法開始前から行なう専門的口腔衛生指導は重症口腔粘膜炎による食事摂取低下の抑制に有効か」
    花岡 愛弓
  • 第11回日本歯科衛生学会学術大会in 広島
    H28.9.17・18・19
    「ベトナム歯科医療支援でのストリートチルドレンの食生活習慣と口腔衛生管理の実態調査」
    須方 佑香
  • 第11回日本歯科衛生学会学術大会in 広島
    H28.9.17・18・19
    「歯科衛生士による専門的口腔衛生指導が食道がん術後肺炎予防に及ぼす効果」
    花岡 愛弓
  • 第11回日本歯科衛生学会学術大会in 広島
    H28.9.17・18・19
    「地域かかりつけ歯科と某腫瘍センターの連携における歯科衛生士によるがん支持療法」
    杉浦 裕子
  • 第11回日本歯科衛生学会学術大会in 広島
    H28.9.17・18・19
    「肝疾患サポートチームにおける歯科衛生士の活動報告とその意義の検討」
    蟻正 桂子
  • 第59回春季日本歯周病学会学術大会 in 鹿児島
    H28.5.20・21
    「先天性ネフローゼ症候群患者の薬物性歯肉増殖症への対応」
    梶谷 明子
  • 第13回日本口腔ケア学会総会・学術大会 in 千葉
    H28.4.23
    「舌癌に対する密封小線源治療を受ける患者への歯科衛生士の取り組み」
    佐々木 禎子

平成27年度

  • 第1回中国ブロック造血細胞移植看護研究会 in 岡山
    H28.3.19
    「口腔衛生管理の実際 粘膜保護を考慮したセルフケア」 (講師)
    杉浦 裕子
  • 第25回日本有病者歯科医療学会 in 東京
    H28.3.5
    「食道癌補助化学療法時の口腔管理による口腔粘膜炎予防の有効性」
    花岡 愛弓
  • 第38回日本造血細胞移植学会総会 in 愛知
    H28.3.5
    「造血幹細胞移植期間中に下唇に発症した深在性真菌症に対する多職種連携
    による対応と経過~歯科衛生士の立場から~」
    志茂 加代子
  • 第20回 医療と介護を考える県民フォーラム in 岡山
    H27.12.23
    「感染予防のための口腔ケア」
    花岡 愛弓
  • 近畿中国四国 口腔衛生学会 in 山口
    H27.9.27
    「歯科衛生士が早期に介入することで化学療法期・周術期に患者自身が口腔衛生状態を保つことができた一例」
    三宅 香里
  • 第1回地域連携・多職種協働周術期管理パス普及 公開セミナー in 岡山
    H27.9.23
    「周術期における口腔管理 ~歯科衛生士の立場から~」
    花岡 愛弓
  • 第45回日本口腔インプラント学会学術大会 in 岡山
    H27.9.22
    「腫瘍センターにおける初回外来化学療法患者のアンケート調査から」
    梶谷 明子
  • 第45回日本口腔インプラント学会学術大会 in 岡山
    H27.9.22
    「インプラント除去適応症を口腔衛生管理で長期保存した一症例」
    千神 八重子
  • 第10回日本歯科衛生学会 in 札幌
    H27.9.19
    「院内腫瘍センターにおける初回外来がん化学療法患者の“口内炎症状”調査」
    杉浦 裕子
  • 第58回日本歯周病学会(秋季学術大会) in 浜松
    H27.9.13
    歯科衛生士教育講演 BRONJ関連(講師)
    学会テーマ:生涯にわたる歯周病治療(~高齢歯周病学の確立に向けて~)
    「急性期病院における退院後の継続治療・ケアを見据えた口腔衛生管理」
    杉浦 裕子
  • 第64回 日本口腔衛生学会・総会 in 茨城
    H27.5.28
    「多職種連携の中で専門的口腔衛生管理を行い経口摂取の継続と化学放射線治療の完遂できた一症例」
    志茂 加代子

論文投稿

  • 小倉 早妃
    学会誌:日本歯科衛生学会誌 Vol.14 No1 (2019年8月)発刊
    「がん化学療法患者に対する口腔衛生管理の実態調査」
  • 千神 八重子
    学会誌:口腔衛生学会誌67巻1号(2017年1月)発刊
    「動機づけ面接法(MI)により高齢者の口腔衛生の改善ができた1症例」
  • 千神 八重子
    学会誌:日本歯科衛生学会誌 Vol.10 No.1 (2015)
    発表タイトル:「大学病院保存科・補綴外来での歯科衛生実地指導の
           実態ならびに受診患者の満足度に関与する因子の解明」

講演

  • 第4回造血幹細胞移植推進拠点病院 口腔ケア中国ブロックセミナーin岡山
    H29.2.4
    「口腔粘膜障害を中心とした移植後合併症への対策と対応」
    杉浦 裕子
  • 第1回 地域医療連携交流会~地域で 家庭で みんなで支える がん治療~
    岡山大学病院 頭頚部がんセンター
    H28.7.28
    「これならできる!口腔ケア」
    志茂 加代子
  • 第4回・第5回地域連携・多職種協働周術期管理パス普及セミナーin岡山
    H28.6.25・9.25
    「術前評価と管理」
    花岡 愛弓

受賞

  • 2020年日本歯科衛生学会学術論文奨励賞・サンスター財団賞
    「がん化学療法患者に対する口腔衛生管理の実態」
    小倉 早妃

    近年、がん化学療法は外来で治療されることが多く、かかりつけ歯科での口腔衛生管理の必要性が高まっています。しかし、数年前まで「がん化学療法中の口腔衛生管理」について、学生の必須教育科目でなかったこともあり、多くの歯科衛生士ががん患者さんの対応に難しさを感じる現状が明らかとなりました。病院歯科に勤務する歯科衛生士として、地域の歯科衛生士との連携や歯科衛生士学生の教育について考えていく必要性を感じました。また、患者さんを適切にサポートできるよう、私自身もがん化学療法によって生じる口腔有害事象や様々な副作用についての知識を今後も深めていきたいと思っています。 (小倉 早妃)

  • 第10回日本歯科衛生学会学術大会 オーラル発表賞
    「院内腫瘍センターにおける初回外来がん化学療法患者の"口内炎症状"の調査」
    杉浦 裕子

研修

岡山大学病院 歯科衛生士室では毎年、他施設へ研修に行かせていただいております。
平成28年度は静岡がんセンター、藤田保健衛生大学病院、岡山医療センターの3施設へそれぞれ分かれて見学研修をさせていただきました。

令和元年

歯科衛生士室では、毎年他施設研修を行っています。
今年度は、岡山市にある旭川荘療育・医療センター・新潟大学医歯学総合病院・大阪歯科大学 歯科衛生士研修センター 附属病院の3施設へそれぞれに分かれて研修をさせていただきました。日々の診療に役立てたいと思います。

大阪歯科大学 歯科衛生士研修センター

新潟大学医歯学総合病院   

旭川荘療育・医療センター

平成29年度

九州大学病院

平成29年9月~10月にかけて九州大学病院へ見学研修に行ってきました。
歯科外来や周術期支援センター、サプライセンターの見学や、ICUなどの往診に帯同させて頂きました。外来は廊下も広く、診療室内の動線も整っているという印象を受けました。また歯科衛生士の配属が一人の部署であっても、実地指導を全診療枠で行なっており、専門性を生かせる環境であると感じました。周術期支援センターでは、口腔ケアの重要性を他職種からも説明されており(パンフレットもある)、歯科受診の動機づけができていることが素晴らしいと感じました。手術までの間には、地域の歯科医院とも連携をとって口腔管理が行なわれていました。今回の見学で学んだことを今後に生かしていければと思います。

兵庫医科大学病院

兵庫医科大学病院の歯科口腔外科へH29年9月から10月にかけて見学に行ってきました。歯科口腔外科は、専門外来として口腔インプラント、口腔腫瘍、顎関節症顎顔面外傷、顎変形症、顎顔面補綴などの診療を行っています。 ICUの往診を見学したり、衛生指導方法や術式などを学びました。歯科衛生士は5名の内1名が往診、2名はインプラントと歯周治療のメインテナンス、2名は外来診療室を担当し往診はローテーションで行っており、全員が往診に行くシステムとなっていて情報共有がなされていてすばらしいと思いました。

ハロー歯科

平成29年9月と10月に、三宅医院・ハロー歯科へ見学研修に行ってきました。
岡山大学病院ではチーム医療として母親教室があり、妊婦の方を対象に口腔衛生指導をさせていただいています。ハロー歯科は三宅医院と併設されており、今回は「母親教室」「ベッドサイド歯科検診」などを主に見学させていただきました。出産後、ベッドサイドで歯科検診とむし歯リスク検査をします。後日結果をお知らせしてくれるので、口腔内への関心へ繋がりやすいシステムだと感じました。また三宅医院は女性の生涯をサポートできる病院体制ができており、また産婦人科と歯科の連携をどこよりも早く取り入れ口腔管理されていて素晴らしかったです。学ばせていただいたことを、今後の母親教室で生かしていきたいと思います。

平成28年度

静岡がんセンター

平成28年11月と12月、歯科衛生士3名ずつ二班に分かれ、静岡県立静岡がんセンター歯科口腔外科へ見学研修に行ってきました。
主に外来での診察や地域連携について研修させていただきました。外来では、がん治療に伴う口腔合併症を予防、回避するための取り組みを重点的に行っておられました。また、かかりつけ歯科や地域の歯科医療機関との連携が進んでおり、地域医療への貢献と県のがん診療連携拠点病院の歯科としての役割を築けていることに感銘を受けました。
我々も岡山県がん拠点病院の歯科衛生士として、今後の活動の指標にしたいと感じた実りある研修でした。

藤田保健衛生大学病院

平成28年11月~12月にかけて藤田保健衛生大学病院へ見学研修に行ってきました。
主に、摂食嚥下回診やICUへの往診、緩和ケアにかかわる歯科衛生士の役割について研修させていただきました。当院では、言語聴覚士と歯科衛生士が密接に関わる機会が少ないため、摂食嚥下の分野でも歯科衛生士が積極的に関わっていく必要性を感じることができました。また、ICUや緩和ケアにおける歯科介入のシステムが充実しており、我々も今後の活動の指標にしていければと思います。

岡山医療センター

平成28年11月に岡山医療センターへ見学研修に行かせていただきました。
午前中は主に外来診療を見学させていただき、放射線治療中の方に対して実際に行っている口腔ケアや指導を見ることができ、とても勉強になりました。午後からはICUや病棟の往診、わいわいサークル(子育てについてのミニ講座)などを見学させていただきました。歯科や歯科衛生士の役割が高く位置づけられており、精力的に活動されている様子に刺激を受けました。質問にも丁寧に答えていただき、今後に役立てていきたいと思います。

平成27年度

長崎大学病院研修
  • 期 間 :平成27年10月~12月 のうち一人2日間(半日ずつ)
  • 参加人数:岡山大学病院 歯科衛生士室員 13名
  • 目 的 :周術期管理における歯科衛生士の役割を学ぶ。
         長崎大学病院の特色を知り、各個人の能力アップにきっかけをつくる。
         学生教育にも反映させる。
  • 日 程 :ある一日
日時場所内容
平成27年10月26日(月)13:00~病棟病棟往診の見学
14:30~周術期口腔管理センターシステムやカルテ記載の説明等
15:30~歯科外来見学
~16:00終了
日時場所内容
平成27年10月26日(月)8:30~周術期口腔管理センターカンファレンスの見学
9:00~外来患者さんの診療見学等
~11:20病棟終了

岡山歯学会

毎年、岡山大学病院で開催されます「岡山歯学会総会・学術集会」において、岡山大学病院歯科衛生士室は「歯科衛生士セミナー」を行っております。

令和5年度

第44回 岡山歯学会総会・学術集会 歯科衛生士セッション

令和5年度 第44回岡山歯学会総会・学術総会 歯科衛生士セッションが、12月10日(日)に開催されます。4年ぶりに現地開催となります。

今年度は「令和のお薬事情~薬剤師・歯科医師から学ぼう~」というテーマで2名の講師をお迎えし、下記内容をご講演いただく予定です。

≪講演プログラム≫
  • 講演1:「口の中がいつもと違う!?それって薬の影響かも」
    岡山大学病院薬剤部薬品情報室 槇田 崇志 先生
  • 講演2:「令和のフッ化物応用戦略~VIVANT~」
    岡山大学学術研究院医歯薬学域予防歯科学分野教授 江國 大輔 先生
第44回 岡山歯学会総会学術集会 歯科衛生士セッション ポスター画像

令和4年度

第43回 岡山歯学会総会学術集会 歯科衛生士セッション

令和4年度第43回岡山歯学会総会学術大会にて、「歯科衛生士セッション」がオンライン開催されました。
令和4年12月11日(日)から令和5年1月9日(月祝)まで、のオンデマンド配信のみの開催となりましたが、150名を超える応募と参加がありました。

今年度は「口腔機能の向上があなたのフレイルを予防する!」とおいうテーマで2名の講師をお迎えし、フレイル予防と口腔機能の向上について、ご講演いただきました。

≪講演プログラム≫
  • 講演1:「できることからはじめよう 口腔機能低下症の『自分ごと化』」
    岡山大学学術研究院 咬合・有床義歯補綴学分野  歯科医師 萬田 陽介 先生
  • 講演2:「『タ』が早く言えない人は2年後にフレイルになる!?」
    岡山大学病院 歯科・予防歯科部門  歯科医師 竹内 倫子 先生
第43回 岡山歯学会総会学術集会 歯科衛生士セッション ポスター画像

令和3年度

第42回 岡山歯学会総会学術集会 歯科衛生士セッション

令和3年11月28日(日)に第42回岡山歯学会総会・学術集会にて「歯科衛生士セッション」をWeb開催されました。
今年度は「アフターコロナ~現在の状況と今後~」というテーマで、2名の講師をお迎えし、当院で行っているコロナ・アフターケア(CAC)外来の病態・治療について、またコロナ禍における歯科治療中の感染対策についてご講演いただきました。

当日参加60名 オンデマンド視聴58名と合計118名の参加がありました。

≪講演プログラム≫
  • 講演:1「コロナ後遺症外来の立ち上げと現状から」
    岡山大学病院 副病院長 総合内科・総合診療科教授 大塚文男 先生
  • 講演:2「今だから見直したい、診療室の守り方-感染制御の観点から-」
    岡山大学病院 口腔・インプラント科部門 歯科医師 縄稚久美子 先生

令和元年

第40回 岡山歯学会総会学術集会 歯科衛生士セッション

令和元年12月14日,15日の2間に渡り「第40回岡山歯学会総会・学術集会」が開催されました。歯科衛生士セッションは15日に「ロコモティブシンドローム・オーラルフレイルについて学ぶ」というテーマで行いました。
私たち歯科衛生士は,いち早く患者さんの口腔機能低下に気づき,楽しく,美味しく,食事ができるよう,オーラルフレイル対策に繋げていける架け橋の存在でありたいと思いました。

平成30年度

第39回 岡山歯学会学術集会 歯科衛生士セッション

平成30年10月21日(日)に第39回岡山歯学会総会・学術集会にて「歯科衛生士セッション」を開催いたしました。これは、(一社)岡山県歯科衛生士会の学術講習会も兼ねて、毎年行っております。

今回は「歯科診療で起こりうる怖い事象~医療安全と感染対策から学ぶ~」と題して,医師・歯科医師の2名の先生を講師をお迎えし,ご講演いただきました。
八代先生から,小児ワクチン接種の基本から,最近流行している感染症について詳しくご講演いただきました。また,白井先生から,実際に歯科診療室で起きたインシデントを具体的に説明して頂き,対策についてもご講演頂きました。これを機に,自分たちの生活の中や働く環境での感染症の怖さや,インシデントを防ぐために必要な知識の再認識と新たな情報を勉強させて頂きました。日々の診療に活かしたいと思います。

岡山県歯科衛生士会会員、歯科衛生士養成校学生を含め約90名の参加がありました。

≪講演プログラム≫
  • 講演:1「知っておきたいワクチンの基本と最近の話題」
    岡山大学病院 小児科 助教 八代将登 先生
  • 講演:2「歯科診療室でのインシデント報告から医療安全を学ぶ」
    岡山大学病院 総合歯科 講師 白井肇 先生

八代先生

白井先生

会場の様子

平成29年度

第38回 岡山歯学会総会・学術集会 歯科衛生士セッション

平成29年10月1日(日)に第38回岡山歯学会総会・学術集会にて「歯科衛生士セッション」を開催いたしました。これは、(一社)岡山県歯科衛生士会の学術講習会も兼ねて、毎年行なっております。

今回は「コミュニケーションのスキルアップを目指そう」と題して、2名の先生を講師にお迎えし、これからの歯科衛生士に求められるコミュニケーションの手法についてご講演頂きました。岡山県歯科衛生士会会員、歯科衛生士養成校の学生を含め110名を超える参加があり、大盛況となりました。

≪講演プログラム≫
  • 講演:1「行動変容に向けたリフレクティブリスニングを学ぼう」
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科附属 医療教育統合開発センター
    (歯学教育部門)助教 吉田 登志子 先生
  • 講演:2「脳ミソを理解して歯科医療の仕事に活かそう!」
    (株)ハーモニック 専務取締役 槇田 大介 先生

平成28年度

第37回 岡山歯学会総会・学術集会 歯科衛生士セッション

平成28年10月16日(日)に第37回岡山歯学会総会・学術集会にて「歯科衛生士セッション」を開催いたしました。これは、(一社)岡山県歯科衛生士会の学術講習会も兼ねて、毎年行っております。

今回は「薬剤・検査値について学ぼう」と題して薬剤師、臨床検査技師、歯科医師の3名の先生を講師にお迎えし,ご講演いただきました。私たち歯科衛生士は薬剤や検査値に対して弱い部分がありましたが、口腔内との関連性を踏まえて大変分かりやすくお話して下さいました。歯科医療の現場に高水準の全身管理能力が求められてきている中、歯科衛生士も多職種との共通言語を持ち、学び続ける姿勢が大切だと感じました。

岡山県歯科衛生士会会員、歯科衛生士養成校学生を含め約100名の参加がありました。

≪講演プログラム≫
  • 講演:1「歯科治療において注意すべき薬剤の基礎知識」
    岡山大学病院 薬剤部 副薬剤部長 岡崎昌利 先生    
  • 講演:2「歯科治療時に知っておきたい検査値について」
    岡山大学病院 医療技術部検査部門 臨床検査技師 内山慶子 先生
  • 講演:3「歯科治療のリスクマネジメント-薬剤と検査値の情報利用-」
    岡山大学病院 口腔外科(病態系)講師 西山明慶 先生

3名の講師の先生方

会場の様子

平成27年度

第36回 岡山歯学会学術集会 歯科衛生士セッション

平成27年9月27日(日)に第36回岡山歯学会総会・学術集会にて「歯科衛生士セッション」を開催いたしました。これは、(一社)岡山県歯科衛生士会の学術研修会も兼ねて、毎年行っております。

今回は「歯科衛生士法の改正,何がどう変わった?~社会が求める歯科衛生士~」と題して3名の歯科医師の先生を講師にお迎えし,ご講演いただきました。お話しは,「歯科衛生士法の改正により,『直接歯科医師の指示のもと』の『直接』がとれ,これからの歯科衛生士は活躍の場が広がるでしょう」といった内容でした。これを機に超高齢社会のなかで少しでも皆様のお役にたてる環境づくりに日々努力をせねばと感じました。

岡山県歯科衛生士会会員、歯科衛生士養成校学生を含め約80名の参加がありました。

≪講演プログラム≫
  • 講演:1「条文の読み方~改正歯科衛生士法をテキストにして~」
    岡山県促進福祉部健康推進課 鳩本清美 先生    
  • 講演:2「歯科衛生行政 歯科衛生士法と他の法律との関係」
    倉敷市保健所健康づくり課 課長主幹 上田茂樹 先生
  • 講演:3「政令市型保健所における歯科保健対策と歯科衛生士の役割」
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科予防歯科学分野予防歯科学分野 水谷慎介 先生

3名の講師の先生方

会場の様子

海外活動

ベトナム

2015年9月22日~25日の4日間、DNOW(特定非営利活動法人、歯科ネットワーク<岡山から世界へ>)でベトナム・ホーチミンに歯科医療ボランティアに行きました。ストリートチルドレンの通う施設で、フッ素塗布や歯科保健指導、歯科診療補助をしました。暑い中、130名を超える受診でしたが、練習の甲斐あってスムーズに診療でき、最終日には子供たちから「ありがとうございました」という素敵な笑顔や、かわいい歌を聞くことができました。DNOWの活動は8年目になりますが、口腔衛生状態が改善されていることから、継続した支援の重要性を改めて感じることができました。(三宅香里・須方佑香)

台湾シンポジウム

2015年5月16日~18日に台北医学大学で開催されたシンポジウムに医療支援歯科治療部、曽我賢彦准教授と出席しました。台湾の学生、先生方と交流し、日本の歯科衛生士教育や、岡山大学病院での歯科衛生士の取り組みについて情報交換を行いました。台湾の歯科衛生士学生のキラキラした目で学ぶ姿勢と、先生方の熱い指導に触れることができ、私も良い経験となりました。このような機会をくださった先生方に感謝しています。(三宅香里)

研究

当院において造血細胞移植の治療を受けられた方およびそのご家族の方へ
―「GVHD予防法の種類に注目した造血細胞移植患者の口腔粘膜炎の重症度に関する実態調査」へ
ご協力のお願い―

研究機関名 岡山大学病院
研究責任者 岡山大学病院医療支援歯科治療部 曽我 賢彦

1) 研究の背景および目的

造血細胞移植では、移植前処置による副作用で高確率に口腔粘膜炎が出現し、重篤な感染症や疼痛により生活の質が低下することがあります。そのため、口腔粘膜炎の重症化について予知性をもって対応することは極めて重要であり、重症度に影響する因子の検討が様々な施設でなされています。しかし、移植後に口腔粘膜炎を副作用とする薬剤が投与される治療計画に注目して口腔粘膜炎の重症化の傾向を調べた研究が限られています。そこで本研究では当院で造血細胞移植を受けられた患者さんを対象とし、電子カルテから抽出した多様な移植方法と口腔粘膜炎の重症度などを比較してその重症度に影響する因子を明らかとすることを目的としています。

2) 研究対象者

2022年10月1日~2023年12月末日の間に岡山大学病院血液腫瘍内科において同種造血細胞移植を受けて生着し、BCRから退出された方、約50名を研究対象とします。

3) 研究期間

2023年10月1日~2026年3月末日。

4) 研究方法

研究者が対象者の方の診療情報をもとに移植の種類や使用薬剤などと口腔粘膜炎の重症度に関する分析を行い、その重症度に影響する因子について調べます。

5) 使用する情報

この研究に使用する情報としてカルテから、年齢、性別、診断名、移植前処置、移植の種類、使用薬、生着するまでの日数、口腔粘膜炎の程度などの情報を抽出し使用させていただきます。氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できる情報は削除し使用します。また、あなたの情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

6) 情報の保存

この研究に使用した情報は、研究の中止または研究終了後5年間、岡山大学病院歯科衛生士室内で保存させていただきます。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。

7) 研究資金と利益相反

本研究の実施に際しては特段の費用を要しないため特定の研究資金は用いません。この研究に関して利害関係が想定される企業等で研究責任者や分担者あるいはその家族が活動して収入を得ているようなことはありません。

8)研究計画書および個人情報の開示

あなたのご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので、お申し出ください。また、この研究における個人情報の開示は、あなたが希望される場合にのみ行います。あなたの同意により、ご家族等(父母(親権者)、配偶者、成人の子又は兄弟姉妹等、後見人、保佐人)を交えてお知らせすることもできます。内容についておわかりになりにくい点がありましたら、遠慮なく担当者にお尋ねください。この研究は氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できるデータをわからない形にして、学会や論文で発表しますので、ご了解ください。
この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。また、あなたの情報が研究に使用されることについて、あなたもしくは代理人の方(ご家族の方等も拒否を申し出ることが出来る場合があります。詳細については下記の連絡先にお問い合わせください。)にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申し出ください。ただし、すでにデータが解析され、個人を特定できない場合は情報を削除できない場合がありますので、ご了承ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者さんに不利益が生じることはありません。

<問い合わせ・研究への利用を拒否する場合の連絡先>

岡山大学病院 医療支援歯科治療部
氏名:曽我 賢彦、小倉 早妃
電話:086-235-6818(平日:9時00分~16時00分)

第54回がん研究助成金に採択されました

研究目的

【植毛部の短い歯ブラシの開発のための基礎研究】
開口障害のみならず化学放射線治療など口腔粘膜炎による疼痛で開口困難な方の口腔ケアでも使用出来るため頭頚部がんサバイバーのみならず、奥の患者さんのQOL向上に寄与できる
歯科衛生士 藤代 万由
共同研究者代表 松嵜 久美子先生
        頭頚部がんセンター口腔ケアチーム

その他

令和元年

いい歯のイベント報告

令和元年11月4日(月・祝)
「身体の健康はお口から~美味しく食べて,生き活き健康寿命~」と題し,市民を対象にオーラルフレイルのセルフチェック方法や早口言葉で筋トレ,唇・舌のストレッチ体操,反復唾液嚥下テスト等具体的な内容を予防歯科の竹内倫子先生にご講演いただきました。毎日の健康に取り入れていただけたらと思いました。

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