国立大学法人 岡山大学

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岡山大学発ベンチャーの株式会社ABABAが「東京ベンチャー企業選手権大会2023」で 最優秀賞受賞

2024年01月26日

 1月22日に開催された「東京ベンチャー企業選手権大会2023」ファイナルイベントにおいて、岡山大学発ベンチャー称号授与企業である株式会社ABABAがヒヨコーン部門最優秀賞(東京都知事賞)を受賞しました。本大会は、ベンチャー企業の営業を支援する有限会社ロッキングホースを中心とした「東京ユニコーンプロジェクト運営委員会」が東京都の後援を受け、“東京からユニコーン企業を創出する”をスローガンに、世の中を大きく変え、グローバルに羽ばたき、そして次代を担っていく「ユニコーン企業」の創出を目的として2019年度から開催しているものです。今回は、起業のフェーズに合わせ、「ユニコーン部門」、「ヒヨコーン部門」の2部門で募集が行われ、エントリーした約100社の中から、書類審査、二次審査を経て、各部門7社が選抜され、ファイナルイベントに進みました。
 株式会社ABABA からは本学大学院社会文化科学研究科学生で同社の代表取締役を務める久保駿貴さんが登壇。同社が提供している、最終面接まで進んだ就職活動中の学生のみが登録できるプラットフォームを構築し、企業が他社で一定の評価を得た学生にリーチできる新卒特化型のダイレクトリクルーティングサービスについて紹介し、「不採用時に送られる『お祈りメール』を『お祈りエール(応援)』に変えて日本の文化に根付かせ、就職活動の過程が評価される社会を実現する」とプレゼンテーションしました。
 その後の審査では、市場性、社会性、成長性、新規性、収益性、そして代表者自身の熱意などが総合的に評価され、見事にヒヨコーン部門最優秀賞を勝ち取りました。受賞を受け、久保さんは「大学4年生の時に創業したABABAですが、1100社の企業様にご利用いただけるまで成長できました。これもひとえに、ご利用いただいている企業様、就活生の皆様をはじめとし、株主の皆様、岡山大学や岡山の皆様の支えがあってこそだと思っております。『お祈りエールを日本の文化に』と掲げておりますが、文化作りは簡単なことではありません。困難もあるかとは思いますが、お祈りエールによる人材のサーキュラーシステムを粘り強く、泥臭く、日本の採用市場に根付かせるまで走り続けたいと思います」とコメントし、今後の事業拡大に意欲を見せました。
 本学では学生によるイノベーションの促進、研究シーズの社会実装、新事業の創出を図るため、起業に向けた取り組みを積極的に支援しています。詳しくは岡山大学ベンチャーサポートポータルサイトをご覧ください。

【本件問い合わせ先】
岡山大学イノベーションマネジメントコア(IMaC)ベンチャー支援フィールド
E-mail:start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置きかえています。

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