国立大学法人 岡山大学

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文明動態学研究所が「人文科学と材料科学が紡ぐ新知創造学際ハブの推進に関する協定書」を締結

2024年02月16日

 文部科学省が公募した令和5年度共同利用・共同研究システム形成事業「学際領域展開ハブ形成プログラム」に、「人文科学と材料科学が紡ぐ新知創造学際領域の形成」が採択されました。本事業は東北大学金属材料研究所が、同大学術資源研究公開センター、岩手大学、島根大学、大阪公立大学、福井県立大学恐竜学研究所、福井県年縞博物館、本学文明動態学研究所を参画機関として申請したものです。これを受けて本学文明動態学研究所は、他の参画機関と「人文科学と材料科学が紡ぐ新知創造学際ハブの推進に関する協定書」を締結しました。
 「学際領域展開ハブ形成プログラム」は、従来と異なる研究機関・研究者コミュニティと連携するための「新たなシステム」(ハブ)を形成し、新分野への展開、次世代の人材育成、新たな産業連携の創出等に関する構想の実現を目的としています。「人文科学と材料科学が紡ぐ新知創造学際領域の形成」事業は、人類の文化と地球の歴史に関わる人文科学研究(自然史科学を含む)に材料科学分野が有する先端分析・解析手法を適用することにより、真に融合した学際領域を形成し、新たな材料・物質観を共有した新しい学術知の創造(新知創造)を目指します。
 本学文明動態学研究所は、本学が所蔵する古墳時代以降の金属器(銅鏡や金属製武器)を中心に、最先端設備・装置を活用した材料科学的研究を実施し、文理融合型総合研究を実施するとともに、国内外の文明動態学研究を推進する研究組織と材料科学研究組織との連携研究ネットワークを構築することで本事業の推進に貢献します。

文部科学省発表:令和5年度 共同利用・共同研究システム形成事業 「学際領域展開ハブ形成プログラム」の採択機関の決定について


【本件問い合わせ先】
岡山大学文明動態学研究所
所長  松本直子
准教授 RYAN JOSEPH RICHARD  
TEL:086-251-7519

年度