王教授、おかやまバトン代表が「オカヤマアワード」受賞

2012年09月24日

　岡山の経済、文化の向上に貢献している次世代のリーダーを顕彰する「第3回オカヤマアワード」の受賞者33人が9月19日に発表され、岡山大学病院新医療研究開発センターの王英正教授と、本学学生と職員有志でつくる被災地支援団体「おかやまバトン」代表の石川美里さんが特別賞を受賞しました。
　オカヤマアワードは2010年、クロスカンパニーの石川康晴社長（本学経済学部在学）らが中心となり創設。各業界の企業・団体が推薦する「部門賞」と、県内の企業、自治体トップが選ぶ「特別賞」があります。
　大学賞を受賞した王教授は、生まれつき心臓に異常がある小児の心臓幹細胞を培養し、心筋に戻して機能を強化する臨床研究など、再生医療分野で大きな成果を上げています。学生賞を受賞した石川さんが所属する「おかやまバトン」は、東日本大震災で被災した福島の子どもたちを岡山に招くなど交流を続け、被災地と岡山の架け橋となっています。
　10月20日に授賞式が行われ、その会場で全受賞者の中から「ベストオブザイヤー」が選出されます。

【本件問い合わせ先】
総務・企画部企画・広報課
TEL：086-251-7292

(12.09.24)