本学は11月10日、岡山大学Junko Fukutake Hall（通称：Jホール）の「『第56回BCS賞』受賞・開設2周年記念シンポジウム」を開催しました。本シンポジウムは、Jホールが7月に国内の優秀な建築作品を表彰する「第56回BCS賞」を受賞し、開設から2周年を迎えたことを記念しています。
　シンポジウムには、森田潔学長、許南浩理事・副学長、福武純子氏、建築家ユニット「SANAA（サナア）」の妹島和世氏、西澤立衛氏ら約230人が出席しました。森田学長が「BCS賞を受賞し、2周年を迎えたことを心から嬉しく思う。地域に開かれた大学として、さらに飛躍していきたい」とあいさつ。許理事による解説やSANAAによる特別講演、未来の大学とキャンパスについて話し合うパネルディスカッションに加え、ミニ・コンサートも開催しました。出席者らは、講演やコンサートを熱心に聴講し、JホールのBCS賞の受賞と開設2周年を祝いました。
　Jホールは、建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞を受賞し、仏・ルーブル美術館別館などを手がけたSANAAの設計。白を基調としたガラス張りの開放的なホールで、大きく張り出した軒が建物内と外の中間領域を作り、四方に広がっていく空間が特徴です。

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(15.11.11)