岡山大学病院 IVRセンター

センター長 挨拶

IVRとはインターベンショナルラジオロジー(Interventional Radiology)の略で、がんや心臓・血管の病気、脳卒中などに対して画像でガイドして行う先端的治療です。

X線透視、X線CT、超音波、MRI(核磁気共鳴画像)などの画像で体内の病変を確認しながら、カテーテルや針を用いて病変に到達して治療を行います。体に傷跡が残りませんし、とても高い治療効果が期待でき、最近は外科手術に匹敵する効果を得ることも多くなりました。また、治療中や治療前後の患者さんの体の負担も少なく、心と体に優しい低侵襲治療です。

岡山大学病院はこの分野において優れた人材を擁し、現在年間4000件を超えるIVRが行われています。 2013年4 月、岡山大学病院総合診療棟1 階には、国立大学病院初の本格的IVR センターが新設されました。センターには、最新鋭の血管撮影装置5 台、IVR-CT 2 台、IVR 用オープンMRI 1 台が設置され、現在日々稼働しています。センターはその診療内容から、がん・総合部門、脳神経部門、循環器部門、小児循環器部門、麻酔部門の5 部門から構成されており、それぞれに優秀な専門医を配置しています。また、多くのセンター専任の看護師、診療放射線技師、臨床工学技士、医療秘書がおり、医師と力を合わせて優れたチームワークを展開しています。これらの人材、先端機器を最大限に活かし、岡山大学病院はIVRの一大拠点として、地域ひいては我が国全体の低侵襲医療に貢献したいと思っています。

第三次救命救急センターである岡山大学病院では、救命救急の現場でもIVR センターでの高精度な緊急治療は欠かせません。私たちは岡山大学病院の持つ様々なミッションの下、IVR 診療活動を通じて21世紀における最先端低侵襲治療のさらなる発展を目指します。