岡山大学 法学部

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第12回岡山弁護士会・岡山大学法学部共催 ジュニア・ロースクール岡山 報告

第12回ジュニア・ロースクール岡山の開催

岡山弁護士会・岡山大学法学部共催の第12回ジュニア・ロースクール岡山は、2016年11月12日(土)14:00~17:00に岡山大学で開かれ、中学校3年生及び高校生計31人が参加しました。

今回のテーマは「民主主義って、投票するだけ?」でした。
最初に、模擬選挙として、国会議員選挙の立候補者の経歴を紹介し、誰に投票するか考えてもらいました。続いて、それらの候補者の政策主張を紹介し、誰に投票するか考え、実際に投票してもらいました。これらを通じて、何に基づいて投票する人を決めるかを考えてもらいました。
第二に、選挙で多数を得た政党が、選挙の時に公約として掲げていた政策を実現せず、公約として掲げていなかった内容の法律案を国会で成立させようとしている場合、投票した人はどうすればいいのか話し合ってもらいました。
第三に、国民の政治参加の在り方に関し、国民投票で決めることのメリット・デメリットと、国民投票で決めることが適切である場合と適切でない場合があることを考えてもらいました。
全体を通じて、民主主義は、国民が日常的に政治に参加することを通じて実現されること考えてもらいました。

 これらの問題をグループ討議で考える際、岡山大学法学部学生と岡山弁護士会の弁護士が助言しました。

 参加した生徒さんに、終了後にアンケートに記入してもらいました。アンケートに、次のような感想が書かれていました。
「選挙についても、考え方が変わったし、さまざまな視点から物事を考えた。参加してとてもよかった。」
「実際に政策を見て投票することで、自分が何を重視して候補者を選んでいるのかを改めて知ることができた。」
「みんなのいろいろな角度からの意見も聞けてたのしかった。」

 参加してくれた生徒の皆さん、ありがとうございました。岡山弁護士会・岡山大学法学部は、今後も毎年ジュニア・ロースクール岡山を開催する予定です。

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