理学療法(士)について

理学療法とは

まず、リハビリテーションとは障害を持つ方一人一人の残存能力に応じて、最も有用で満足しうる状態で社会復帰できることを目標にしています。
当院では、医学的リハビリテーションを行っており、予防や治療を含めた身体能力も向上に対し、理学療法の専門性を活かしたアプローチを行っています。

理学療法部門では、動きにくい関節、弱くなった筋力、持久力の不足、円滑な運動ができない状態などに対し運動療法を行います。また、痛みに対しては、物理療法を用いて治療を行います。
これらの治療を行うことにより、寝返り・起き上がり・坐位・立ち上がり・立位・歩行といった、誰もが行う基本的動作の獲得を図ります。障害を持った方に対しては杖や補装具を使用し、社会復帰を目標に訓練を行います。

スタッフ

理学療法士は現在28名所属しております。その中でも、3年目以上のスタッフが呼吸認定療法士の資格を有し、より高度で常に最先端の知識・技術のもと、より良い治療およびリハビリテーションを提供できるよう努力しております。

スタッフは、北は北海道、南は鹿児島まで各地から多くの理学療法士が所属しております。所属している理学療法士の一人一人がSynovial Joints Facilitation(通称SJF)の治療技術を始めとして、呼吸理学療法や心臓リハビリテーションなど、理学療法の専門性を活かした治療・リハビリテーションが行えるよう、スタッフ一丸となり患者様の社会復帰を目指しております。また、集中治療室(ICU)や高度治療室(HCU)にも専属で治療を行うスタッフが所属しており、高度で最先端の治療提供の一角を担っています。