国立大学法人 岡山大学

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特色ある研究

岡山大学の特色ある研究についてピックアップして紹介します。

令和2年9月現在

文部科学省「研究大学強化促進事業」

 本事業は、大学等(大学及び大学共同利用機関法人)における、研究戦略や知財管理等を担う研究マネジメント人材(リサーチ・アドミニストレーターを含む)群の確保・活用や、集中的な研究環境改革を組み合わせた研究力強化の取組を支援することを目的とした事業です。

平成25年度採択

実施機関:岡山大学

 本学は、「リサーチ・ユニバーシティ:岡山大学」の実現を目指し、執行部の研究ブレーンで研究推進役のリサーチ・アドミニストレーター(URA)を配置し、国内外の研究市場分析や本学の研究力分析、重点研究コアの選定などを精力的に進めてきました。本決定を受け、本学は、研究推進の核となる「グローバル最先端融合研究機構」を創設し、研究力を飛躍的に向上させます。具体的には、学長の強力なリーダーシップの下、研究担当理事やURAらが、トップ研究者の戦略的支援と重点研究コアの更なる充実など、文系・理系の区別を問わず、革新的な研究改革を押し進め、世界で戦える研究大学としての地位を確立していきます。

研究大学強化促進事業

医療法上の臨床研究中核病院

 岡山大学病院は平成29年3月23日付けで、「医療法上の臨床研究中核病院」に認定されました。
 医療法上の臨床研究中核病院とは、日本発の革新的医薬品、医療機器等及び医療技術の開発等に必要となる質の高い臨床研究や治験を推進するため、国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的な役割を担う病院として、特定臨床研究に関する計画を立案し、及び実施する能力、他の病院又は診療所と共同して特定臨床研究を実施する場合にあっては、特定臨床研究の実施の主導的な役割を果たす能力、他の病院又は診療所に対し、特定臨床研究の実施に関する相談に応じ、必要な情報の提供、助言その他の援助を行う能力、特定臨床研究に関する研修を行う能力を備え、かかる病院としてふさわしい人員配置、構造設備等を有するものについて臨床研究中核病院として承認するものです。
 令和2年3月現在までに、国立がん研究センター中央病院、東北大学病院、大阪大学医学部附属病院 国立がん研究センター東病院、名古屋大学医学部附属病院、九州大学病院、東京大学医学部附属病院、慶應義塾大学病院、千葉大学医学部附属病院、京都大学医学部附属病院、岡山大学病院、北海道大学病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院の13医療機関が承認されています。

日本学術振興会(JSPS)

●「科学研究費助成事業」

特別推進研究

採択年度取り組み名研究代表者
平成28「作物のミネラル輸送システムの統合解析」資源植物科学研究所 馬建鋒 教授

新学術領域研究(研究領域提案型)

採択年度取り組み名研究代表者
平成28「糸状菌ウイルスのネオ・ライフスタイル」資源植物科学研究所 鈴木信弘 教授
平成28「プロトン駆動力による電子伝達のフィードバック制御」異分野基礎科学研究所 高橋裕一郎 教授
平成29「光合成分子機構の学理解明と時空間制御による革新的光ー物質変換系の創製(総括班)」
「高分解能・時間分解構造解析による水分解反応の機構解明」
異分野基礎科学研究所 沈建仁 教授 (領域代表)
令和元「出ユーラシアの統合的人類史学:文明創出メカニズムの解明(総括班)」
「心・身体・社会をつなぐアート/技術」
大学院社会文化科学研究科 松本直子 教授 (領域代表)

基盤研究(S)

採択年度取り組み名研究代表者
令和元「純レプトン原子のレーザー分光による電弱統一理論精密検証と新物理探索」異分野基礎科学研究所 植竹 智 准教授
令和2「王陵級巨大古墳の構造分析に関する文理融合型総合研究」大学院社会文化科学研究科 清家 章 教授

● 「研究拠点形成事業」

アジア・アフリカ学術基盤形成型

採択年度取り組み名研究代表者
平成29「ESD(持続可能な開発のための教育)の教師教育推進に向けた国際研究拠点の構築」
大学院教育学研究科 藤井浩樹 教授

科学技術振興機構(JST)

● 「未来社会創造事業」

採択年度取り組み名研究代表者
平成30「地球規模課題である低炭素社会の実現」領域
「オオムギ雑種強勢育種システムの開発」
資源植物科学研究所 佐藤和広 教授
令和元「革新的な知や製品を創出する共通基盤システム・装置の実現」領域
「AIの学習と数理から解き明かす熟練者の技」
大学院医歯薬学総合研究科 大原利章 助教

●「戦略的創造研究推進事業」

CREST

採択年度取り組み名研究代表者
平成28「環境変動に対する植物の頑健性の解明と応用に向けた基盤技術の創出」領域
「圃場における作物生長データ収集及び時系列オミックスデータ取得」
資源植物科学研究所 平山隆志 教授
令和2「イノベーション創発に資する人工知能基盤技術の創出と統合化」領域
「3D画像認識AIによる革新的癌診断支援システムの構築」
大学院自然科学研究科 諸岡健一 教授

さきがけ

採択年度取り組み名研究代表者
平成30「量子技術を適用した生命科学基盤の創出」領域
「量子ビームが拓く光合成膜タンパク質のマルチモーダル構造解析」
異分野基礎科学研究所 菅 倫寛 准教授
令和元「IoTが拓く未来」領域
「IoT機器の実行環境の隔離を実現するIoT基盤ソフトウェアの構築」
大学院自然科学研究科 山内利宏 准教授

● 研究成果展開事業

大学発新産業創出プログラム(START)

採択年度取り組み名研究代表者
令和元「免疫プロファイリングプラットフォームによる疾患の早期診断・迅速モニタリングシステムの開発」
大学院ヘルスシステム統合科学研究科 二見淳一郎 准教授

日本医療研究開発機構(AMED)

●「革新的医療技術創出拠点プロジェクト」

 文部科学省の推進事業である橋渡し研究戦略的推進プログラムと、厚生労働省の推進事業である医療技術実用化総合促進事業等と革新的医療シーズ実用化研究事業等を一体化し、日本医療研究開発機構が一元化した事業実施体制の整備を進めているものです。
 本プロジェクトは、橋渡し研究支援拠点や臨床研究中核病院等において、アカデミア等による革新的な基礎研究の成果を一貫して実用化に繋ぐ体制を構築するもので、人材確保・育成を含めた拠点機能の強化やネットワーク化を目的とした複数の基盤整備事業とシーズを育成し、実用化を目指す橋渡し研究や医師主導治験を支援するものです。

革新的医療技術創出拠点プロジェクト

「橋渡し研究戦略的推進プログラム」

橋渡し研究支援拠点

 本事業は、生命科学分野における基礎研究の成果を実際の医療に活用するための橋渡し研究(トランスレーショナル・リサーチ)を推進。基礎研究から実用化まで一貫した流れのもと、日本発の革新的な医薬品・医療機器などを創出する体制を構築するものです。

平成29年度採択

採択課題「健康寿命の延伸を目指した次世代医療橋渡し研究支援拠点」
(代表研究者:岡山大学病院 新医療研究開発センター 渡部昌実教授)

 日本の高齢化による新たな医療分野での研究開発を視野に見据え、医学、歯学、介護などの多様なニーズへ適切に対応できる橋渡し研究拠点を確立させます。
 基礎研究の核である「研究大学強化促進事業」、臨床研究の核である「医療法上の臨床研究中核病院」認定病院に加え、基礎研究と臨床研究を結ぶ「橋渡し研究戦略的推進プログラム」の三つの核がそろった研究機関として、岡山の地から世界が求める医療を先導し、人類の発展に全力で貢献していきます。

シーズC

採択年度採択課題研究開発代表者
平成31(令和元)「遺伝子治療製品「Ad-SGE-REIC」の再発悪性神経膠腫対象第Ⅰ/Ⅱa相試験」
平成31年度 「橋渡し研究戦略的推進プログラム」の採択課題について:AMED
大学院医歯薬学総合研究科 伊達 勲 教授

シーズpreC

採択年度採択課題研究開発代表者
令和2「大腸菌発現系由来rhBMP-2含有β-TCP製人口骨を用いた顎骨再生療法」
令和2年度 「橋渡し研究戦略的推進プログラム」の採択課題について:AMED
大学院医歯薬学総合研究科 窪木 拓男 教授

シーズB
令和2年度採択

採択年度採択課題研究開発代表者
令和2「がん化学療法に伴う口腔粘膜炎の疼痛緩和・発症制御を目指す新規口腔粘膜保護材の開発」岡山大学病院 大森 一弘 講師)

●「医療技術実用化総合促進事業」

 
採択年度取り組み
平成29国際水準(ICH-GCP準拠)の臨床研究等の中心的役割を担うため厚生労働大臣が承認する医療法に基づく臨床研究中核病院等への支援や、臨床研究・治験に関する環境整備等を通じて、日本発の革新的医薬品・医療機器の開発などに必要となる質の高い臨床研究・治験を推進するものです。

●「新興・再興感染症研究基盤創生事業(海外拠点領域)」

採択年度取り組み名研究代表者
令和2インド国コルカタ市を拠点とする感染症下痢症のリザーバー及び伝播と拡散に関する研究大学院医歯薬学総合研究科 三好伸一 教授

●「再生医療実現拠点ネットワークプログラム(幹細胞・再生医学イノベーション創出プログラム)」

採択年度取り組み名研究代表者
平成30「ヒト多能性幹細胞に由来する分化指向性間葉系前駆細胞集団の選別単利方法の開発」
大学院医歯薬学総合研究科 宝田剛志 准教授

● 「再生医療実現拠点ネットワークプログラム(技術開発個別課題)」

採択年度取り組み名研究代表者
令和2「自己凝集化技術によるヒトiPS/ES細胞からの立体軟骨組織の創出」大学院医歯薬学総合研究科 宝田剛志 准教授

● 「橋渡し研究戦略的推進プログラム」

採択年度取り組み名研究代表者
令和元「遺伝子治療製品「Ad-SGE-REIC」の再発悪性神経膠腫対象第Ⅰ/Ⅱa相試験」大学院医歯薬学総合研究科 伊達 勲 教授
令和2「大腸菌発現系由来rhBMP-2含有β-TCP製人工骨を用いた顎骨再生療法」大学院医歯薬学総合研究科 窪木拓男 教授
令和2「がん化学療法に伴う口腔粘膜炎の疼痛緩和・発症制御を目指す新規口腔粘膜保護材の開発」岡山大学病院 大森一弘 講師

● 「次世代がん医療創生研究事業」

採択年度取り組み名研究代表者
平成28「深部・転移がんへのRadio-induced photodynamic (RIPD) - Theranosticsを実現する89Zr標識・抗体担持生分解性キャリアの開発」
平成28年度 委託研究開発成果報告書
中性子医療研究センター 松浦栄次 教授
令和元「高感度生体内トラッキング技術とiPS細胞技術を融合した前立腺がんに対する次世代型汎用性CAR-T細胞療法の開発」大学院医歯薬学総合研究科 樋口隆弘 教授
令和2「次世代抗がん剤の創成を目指したtRNAエピトランスクリプトーム阻害剤の開発」大学院医歯薬学総合研究科 藤村 篤史 助教
令和2「システム自律神経制御による異分野融合新規がん治療の開発」大学院医歯薬学総合研究科 神谷 厚範 教授
令和2「マルチオミクス解析による初発ならびに再発DLBCLの治療特異的バイオマーカーの開発研究」岡山大学病院 遠西 大輔 准教授

● 「革新的がん医療実用化研究事業」

採択年度取り組み名研究代表者
平成29「乳房再建におけるアウトカム指標の確立と科学的根拠に基づいた患者意思決定支援」
大学院医歯薬学総合研究科 木股敬裕 教授
平成30「膠芽腫におけるBNCTプレシジョン・メディシン化を実現する統合的分子基盤の創出」
大学院医歯薬学総合研究科 藤村篤史 助教
令和元「針穿刺ロボットを用いたがんに対する低侵襲治療「CT透視ガイド下アプレーション」の検証的医師主導治験」
大学院医歯薬学総合研究科 平木隆夫 准教授
令和2「StageIV乳癌に対する予後の改善を目指した標準治療の確立に関する研究」岡山大学病院 枝園 忠彦 講師
令和2「高悪性度骨軟部腫瘍に対する標準治療確立のための研究」大学院医歯薬学総合研究科 尾﨑敏文 教授
令和2「難治がんに対するp53がん抑制遺伝子搭載武装化アデノウイルス製剤の実用化のための非臨床試験」大学院医歯薬学総合研究科 藤原俊義 教授

● 「創薬総合支援事業」

採択年度取り組み名研究代表者
令和2「免疫チェックポイント阻害剤の効果を高める新たな併用療法の探索」大学院医歯薬学総合研究科 阪口 政清 教授

● 「移植医療技術開発研究事業」

採択年度取り組み名研究代表者
令和2「マルチオミクス解析による移植後免疫再構築の解明とGVHDを予測する分子遺伝学的バイオマーカーの開発研究」大学院医歯薬学総合研究科 前田 嘉信 教授

● 「臨床研究・治験推進研究事業」

採択年度取り組み名研究代表者
平成30敗血症治療の基礎的臨床研究とコンパニオン診断法開発大学院医歯薬学総合研究科 森松 博史 教授

● 「難治性疾患実用化研究事業」

採択年度取り組み名研究代表者
平成30岡山大学方式人工網膜(OUReP)の製造品質管理とfirst-in-human医師主導治験大学院ヘルスシステム統合科学研究科 松尾俊彦 教授
令和2ケトン食療法に基づくドラベ症候群の新薬開発大学院医歯薬学総合研究科 井上 剛 准教授
令和2「尿レクチンアレイ解析を用いた腎疾患診断キットの開発」大学院医歯薬学総合研究科 和田 淳 教授

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

● 「先導研究プログラム/エネルギー・環境新技術先導研究プログラム」

採択年度取り組み名研究代表者
令和元「ナノカーボンを用いる太陽光水素製造」大学院環境生命科学研究科 高口 豊 准教授

内閣府

● 「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」

第2期
採択年度取り組み名研究代表者
平成30「ビッグデータ・AIを活用したサイバー空間基盤技術」
(1)ヒューマン・インタラクション基盤技術
「高精度教育ビッグデータをベースとした教育支援の公教育への導入推進」
大学院教育学研究科 寺澤孝文 教授
(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース)

日本原子力研究開発機構(JAEA)

●「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業」

採択年度取り組み名研究代表者
平成30「ラドンを代表としたアルファ核種の吸入による内部被ばくの横断的生体影響評価」大学院保健学研究科 片岡 隆浩 助教

防衛装備庁

● 防衛装備庁「安全保障技術研究推進制度委託事業」

採択年度取り組み名研究代表者
平成30メカニカルストレス負荷システムの開発大学院医歯薬学総合研究科 成瀬 恵治 教授

国土交通省

●「道路政策の質の向上に資する技術研究開発」

採択年度取り組み名研究代表者
令和元特定課題:構造物の定期点検における水中等の不可視部分の点検支援技術
「高感度磁気非破壊検査による目視不可能な箇所の損傷の検出についての技術研究開発」
大学院ヘルスシステム統合科学研究科 塚田啓二 教授

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