国立大学法人 岡山大学

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槇野学長と若手研究者(創発的研究支援事業、稲盛研究助成)の懇談会を開催

2021年05月11日

 本学は次世代を担う若手研究者が飛躍できるよう、優秀な研究者への称号付与と間接経費の優遇などを行う「研究教授・研究准教授制度」や国際研究拠点による若手研究者の雇用と育成などを行う「RECTORプログラム」、優秀な若手・次世代研究者の組織化によるネットワーク構築と人材育成の場である「岡山大学若手科学者アカデミー」などの全学を挙げた若手研究者支援やマネジメントを実施しています。今回、本学の新進気鋭の若手研究者らの研究活動や今後の展望などについて、槇野博史学長らと懇談する会を4月22日、本部棟学長室にて開催しました。
 今回、槇野学長と懇談したのは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「創発的研究支援事業」の2020年度採択者である学術研究院医歯薬学域(医)の冨樫庸介教授学術研究院自然科学学域(理)の道端拓朗准教授学術研究院ヘルスシステム統合科学学域の楊家家助教公益財団法人稲盛財団(名誉総裁:高円宮妃久子殿下)の「稲盛研究助成」の2021年度研究助成対象者である学術研究院自然科学学域(工)の前田千尋助教の4人。懇談には、那須保友理事(研究担当)・副学長と宇根山絵美学術研究推進本部長・URAも同席し、それぞれの取り組んでいる研究テーマやプロジェクトの研究者(Principal Investigator;PI)としての活動などについて、資料などをもとに紹介し、意見交換を行いました。特に冨樫教授と道端准教授は本年度より本学に着任したばかりであり、岡山大学における教育研究活動への抱負なども述べました。
 意見交換の後、槇野学長は「岡山大学は、岡山から世界に新たな価値を創造し続けるSDGs推進研究大学を掲げ、さまざまな取組を実施しています。研究力強化と新たなイノベーションの創出はSDGs推進研究大学の基礎を成すものであり、これを担う次世代の研究者を精力的に育成していきたい。今後も教育研究活動に大いに期待します」と参加した若手研究者らを激励。那須理事・副学長も「今後も研究力・産学共創活動をさらに活性化させていく施策を戦略的に実施しますが、ぜひ皆さんからのアイデアやアドバイスなどを頂き、より良い施策を実施し、大学改革を推進していきたい」と述べました。
 本学は、2013年8月に文部科学省が日本のさらなる大学研究力向上や国際的な研究競争力強化等のために全国の大学・研究機関から選定した「研究大学強化促進事業」の選定大学(国内19大学)の一つであり、「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」としての高い研究力を有しています。今後も我が国の自然科学、人文・社会科学の広範な分野の科学技術及びイノベーション創出を支える次世代人材の育成のさらなる増強に力を入れていきます。

【本件問い合わせ先】
岡山大学研究推進機構 リサーチ・アドミニストレーター(URA)室
TEL:086-251-8919

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