国立大学法人 岡山大学

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赤木研究教授(農)が「令和4年度 学術変革領域研究(A)」に領域代表として採択

2022年08月19日

 本学学術研究院環境生命科学学域(農学系)農産物利用学分野の赤木剛士研究教授が、文部科学省科学研究費補助金の「令和4年度 学術変革領域研究(A)」に領域代表として採択されました。
 同事業は、多様な研究者の共創と融合により提案された研究領域において、これまでの学術の体系や方向を大きく変革・転換させることを先導するとともに、日本の学術水準の向上・強化や若手研究者の育成につながる研究領域の創成を目指し、共同研究や設備の共用化等の取組を通じて提案研究領域を発展させる研究です。
 今回、赤木研究教授は、「植物の挑戦的な繁殖適応戦略を駆動する両性花とその可塑性を支えるゲノム動態: 略称『挑戦的両性花原理』」という題目のもとで採択に至り、令和4~8年度までの5年の期間、9つの研究計画班および、約15の公募研究チームを率いた学術新領域を展開することになります。
 今回の領域研究では、赤木研究教授が国際的に先導してきた「植物の性決定に関する研究」を中心として、植物の花(生殖システム)に関わる遺伝情報・ゲノムの動きを、AI技術を含む先端情報学や、化学的シミュレーション、理論進化学など、様々な観点から切り拓いていく研究が計画されています。
 詳しい内容はこちらをご参照ください。
 赤木研究教授は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施している若手研究者支援事業である「さきがけ研究」の採択者でもあり、本学のみならずわが国の若手研究者を先導するひとりです。今回の採択により、本学の強みである農学系の研究開発力の強化のみならず、次世代を拓く若手研究者の育成を推進します。今後の赤木研究教授らの研究チームの活動にご期待ください。
 本件は、文部科学省ホームページに公開されています。

【本件問い合わせ先】
学術研究院環境生命科学学域
研究教授 赤木 剛士 
TEL:086-251-8337

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