国立大学法人 岡山大学

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総合技術部が「星空観察会2023」を開催

2023年12月11日

 本学総合技術部は、11月22日に津島キャンパスの自然科学研究科棟屋上にある天体観測施設を使用して、中学生とその家族を対象とした「星空観察会2023」を開催しました。
 当日は、事前に申込みのあった7家族19人が参加。学術研究院環境生命自然科学学域(理)・はしもとじょーじ教授の協力のもと、総合技術部教育支援技術課(理)・藤原貴生技術専門職員が講師を務めました。
 観察会の冒頭、子どもの頃から星空観察が趣味である本学の那須保友学長より、あいさつとともに天体観測の魅力について話がありました。 続いて、藤原技術専門職員から観察する天体や設備についての説明があり、天体ドームに設置されている35cm望遠鏡で、月と土星と木星を観察。この日は天気に恵まれ、月のクレーターや木星の縞模様、4つの衛星、土星の輪を観察することができました。また、ドーム外にもデジタルカメラとモニタを用意し、肉眼ではぼんやりとしか見えないアンドロメダ銀河やすばるなどの天体をテジタルカメラで撮影し、モニタで拡大して観察しました。さらに、この日は岡山後楽園の「幻想庭園」の開催とも重なり、ライトアップされた岡山城を見ることができました。
 今回の観察会は、中学生とその家族を対象とした初めての開催でしたが、申込開始から数日で定員に達するほど好評で、参加者からも熱心な質問が数多く寄せられるなど、秋の夜空を大いに楽しめる会となりました。
 今回の開催について総合技術部本部長を務める佐藤法仁副理事・副学長・URAは「観察会に参加いただいたみなさまに厚く御礼を申し上げます。宇宙は、子どもだけではなく大人もワクワクドキドキする興味深い世界です。本学では宇宙をもっと身近に、日常にしていく研究技術開発を推進するために、岡山大学の宇宙戦略の概要を公表しています。今回の観察会で宇宙に興味関心をもった子どもたちの夢を大きくできるよう、今後もいろいろな取り組みを推進していきたいと思います」とコメントしました。
 今後も総合技術部では、子どもたちが楽しく科学に触れられるテーマを取り上げ、出前実験や学内施設を利用した体験教室を継続的に実施します。引き続き、地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください。

<参考>
「岡山大学の宇宙戦略について(概要)」岡山大学 学長定例記者会見発表(2023年11月)

【本件問い合わせ先】
岡山大学総合技術部 地域貢献ワーキンググループ
E-mail:hirata-y◎okayama-u.ac.jp
  ※◎を@に置き換えてください
HP:岡山大学総合技術部

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