国立大学法人 岡山大学

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総合技術部が大学コンソーシアム岡山主催「令和6年度日ようび子ども大学in京山祭」に出展~地域の子ども達にワクワクをお届け~

2024年07月04日

 本学技術統括監理本部を構成する組織のひとつである総合技術部は、6月9日に岡山県生涯学習センター(岡山市北区伊島町)で開催された大学コンソーシアム岡山主催の令和6年度「日ようび子ども大学」に出展しました。
 今回で11回目の実施となる「日ようび子ども大学」は、岡山県内の14大学・短期大学、3団体が協力して開催している、作ったり、遊んだり、触れたり、親子で楽しく学べるイベントです。当日は終日雨天にもかかわらず、全体で子ども766人、大人617人の来場者数となり、家族連れや友達同士でさまざまなブースを体験しました。
 総合技術部は、「ペットボトルでつくるキラキラ万華鏡」と題したブースを出展し、午前・午後にそれぞれ3回(1回30分)実施。保護者を含めて145人の参加者が家族で協力して製作を楽しみました。
 未就学の参加者でも体験できるよう参加者3人に対し、1~2人の技術職員が対応。演示する技術職員も配置し、安全かつ誰もが体験できるように工夫しました。保護者らは小さな子どもたちには難しい作業を補助するなど、子どもたちのペースで協働して万華鏡作りを楽しんでいる様子でした。午前・午後の開催ともに受付開始後すぐに定員に達するほどの人気となり、参加できなかった子どもたちにはペットボトル万華鏡をのぞいて、ビーズやおはじきが生み出す不思議できれいな世界を体験してもらいました。
 イベントに初参加した同部教育支援技術課の森下達矢技術職員は「目を輝かせながら説明を聞き、一生懸命製作に取り組む子どもたちの姿がとても印象的でした。できた万華鏡を嬉しそうに保護者の方に見せていたり、友達や兄弟と交換してのぞき合ったりしている姿を見ているとこちらも嬉しい気持ちになりました。これを機に参加した子どもたちが科学にもっと興味を持ってもらえたら嬉しいです」とコメント。
 今回初めて実施協力に参加した総合技術部の技術職員が多く、会場準備後、実際に万華鏡を作ってもらい、作業手順の確認を行い危険個所の情報共有を行いました。
 出展を企画担当した設計製作・社会基盤技術課の柴田光宣技術専門職員は、ペットボトルをカットするための線引き時に使用するブロックを3Dプリンターで新規に製作。子どもたちは、カラフルなブロックにも興味を示すなど、細かな工夫と技術力の高さがうかがえました。
 本学総合技術部の地域貢献・科学啓発活動は、工学部と共催で実施しています。今後も、小さな子どもたちでも楽しめ、ワクワク・ドキドキな好奇心を掻き立てる活動を継続して実施する予定です。引き続き、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学、そして総合技術部の活動にご期待ください。


<参考>
・総合技術部が大学コンソーシアム岡山主催「日ようび子ども大学in京山祭」に出展(昨年度)

【本件問い合わせ先】
 総合技術部 地域貢献ワーキンググループ
 E-mail:tech-demae◎okayama-u.ac.jp
 ※◎を@に置き換えてください。
 総合技術部HP

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