国立大学法人 岡山大学

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総合技術部が「第2回財田科学フェスティバル」へ出展

2024年12月09日

 本学技術統括管理本部を構成する組織のひとつである総合技術部は、11月16日に岡山市立財田小学校(岡山市中区)で開催された「第2回財田科学フェスティバル」に出展しました。
 同フェスティバルは、財田小学校の児童を対象に、株式会社中国銀行東岡山支店の主催で開催され、今年で2回目です。フェスティバルでは「南極クラス」と題して、南極観測隊の元隊員による講演が行われた後、本学総合技術部の出前実験教室を実施しました。
 出前実験教室では「ペットボトルで万華鏡を作ろう」、「クロマトアートでしおりを作ろう」、「入浴剤を作ろう」、「スライムを作ろう」の4つのテーマで、17人の児童らが参加しました。
 児童らは、友達と相談しながら思い思いにブースを回って講師の説明を熱心に聞き、真剣に取り組んでいる様子でした。中には、作った作品を誇らしげに見せてくれる児童もいました。
 また、岡山城東高校の生徒10人もボランティアとして参加し、児童らが楽しく安全に体験できるようにお手伝いをしてくれました。ボランティアに参加した高校生の中には、本学の技術職員に総合技術部の仕事内容を質問したり、大学受験の相談をしたりするなど積極的にコミュニケーションをとる生徒もおり、技術職員にとって、高校生とも交流できる貴重な機会となりました。
 出前実験教室で「スライムを作ろう」のテーマを担当した三原拓海技術主任は「はじめてスポイトを使う子も真剣に線に合わせてホウ砂溶液を計り取り、溶液を入れるとすぐにスライムができる様子を体験してくれました。科学に興味を持つきっかけになってくれれば嬉しいです」と話しました。
 総合技術部本部長の佐藤法仁副理事・副学長・上級URAは「今年も財田科学フェスティバルに参加できましたこと、関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。私たち総合技術部は、技術から科学の面白さを伝え、次世代を担う皆さんのワクワク・ドキドキを膨らませることに大きな喜びを感じています。今後もさまざまな場面で、ワクワク・ドキドキを提供し、地域とともに歩んでいきたいと思います。どうぞ今後も岡山大学技術職員の取り組みにご期待ください」とコメントしました。
 総合技術部の地域貢献・科学啓発活動は本学工学部との共催などで、学内に限らず学外も含めさまざまな場面で開催しています。特に次世代を担う子どもたちが楽しく科学に触れ、科学をより身近に感じることのできるテーマを精力的に実施しています。今後も地域中核・特色ある研究大学:岡山大学と総合技術部の技術職員らの活動にご期待ください。

<参考>
総合技術部が株式会社中国銀行東岡山支店主催「第一回財田科学フェスティバル」に出展


【本件問い合わせ先】
岡山大学総合技術部 出前実験ワーキンググループ
E-mail : tech-demae◎okayama-u.ac.jp
    ※◎を@に置き換えてください。
総合技術部HP

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