7月16日、本学部局連絡会において、「2024年度岡山大学SDGs推進表彰」の受賞団体による第3回の取り組み発表を行いました。本表彰では、「教育分野」「研究分野」「その他職場貢献等分野」「学生グループ分野」の4分野で5組の団体が受賞しており、今回は「教育分野」で優秀賞を受賞した学術研究院教育研究マネジメント領域の吉川幸准教授が、「本学と国立4大学の学生がフィールドワークを通して地域活性化の課題を考える実践型社会連携教育プログラム」について発表しました。
同取り組みは、吉川准教授が担当する授業「地域の未来デザイン(実践編)」において、人口減少時代の地方部の課題について問いを立て、その問いを深耕する手法を実施し、活動前・事中・事後の省察により問いの答えを得るものです。実践編は2泊3日で実施され、「観光客目線」で地域を見つめ直す取り組みや、「温故知新」をキーワードに、地域の年配の方からの聞き書き、岡山県立井原高校の生徒との合同ワークショップなどが行われました。こうした「現場・現実・現物」に触れる体験を通じて、人口減少が進む地域に対する学生の意識に変化が生まれました。
那須保友学長は、本授業に参加した学生の進路について質問し、「こういった学生が今後地域でどのように活躍していくのか興味があります。引き続きよろしくお願いします」と、エールを送りました。
(参考)
第1回発表:「めどことん」(「学生グループ分野」優秀賞)
第2回発表:「TEDx Okayama University実行委員会」(「学生グループ分野」優秀賞)
【本件問い合わせ先】
研究・イノベーション共創管理統括部社会共創課
TEL : 086-251-8491
E-mail: SDGs◎adm.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。
岡山大学SDGs推進表彰2024を受賞した吉川准教授が「地域の未来デザイン(実践編)」の取り組みを発表
2025年07月29日