国立大学法人 岡山大学

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内閣府の永澤剛参事官が異分野基礎科学研究所およびKIBINOVEを視察

2025年10月27日

 10月17日、内閣府の永澤剛参事官(統合戦略担当)が本学を訪れ、異分野基礎科学研究所および共創イノベーションラボ(きびのべ:KIBINOVE)を視察しました。
 学術研究院先鋭研究領域(異分野基礎科学研究所)の沈建仁教授、沼本修孝准教授、蔡弼丞助教が異分野基礎科学研究所のクライオ電子顕微鏡・KIBINOVEのクライオトモグラフィについて説明しました。すでに機器共用をしているクライオ電子顕微鏡に加え、クライオトモグラフィの機器共用に向け、メーカーからトレーニングを受けていること等を紹介しました。
 永澤参事官からのメーカーについての質問に対し、クライオ電子顕微鏡とクライオトモグラフィについて同じメーカーから購入していることや、メーカーを統一することで、規格を一致させ、失敗率を下げていること等を説明しました。また、クライオトモグラフィの操作の難易度についても質問があり、新しい型のため、グラフィック的に操作ができ、比較的わかりやすいことや、試料を取り出さずに実験を進められることで劣化を防ぐことができること等の紹介がありました。
 その後、KIBINOVEの1階のレセプションエリアに移動し、河本雅紀研究・イノベーション共創機構筆頭副機構長から、文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」(事業主体:日本学術振興会)を中心とした本学の研究戦略を紹介、研究大学として本学が取り組む人事制度改革や研究基盤構築について具体的な説明がありました。本学の若手事務職員も含め約20人が聴講し、J-PEAKSで取り組んでいる人事制度改革や研究基盤構築といった大学経営改革について浸透を図りました。
 本学は、J-PEAKSを活用し、岡山大学長期ビジョン2025の達成に向け、クライオ電子顕微鏡、クライオトモグラフィ(11月以降共用開始予定)の機器共用など、さまざまな取り組みを戦略的に進めています。どうぞ地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の絶え間ない挑戦とその変革にご期待ください。


【本件問い合わせ先】
岡山大学研究力・イノベーション創出強化実現会議
(担当窓口:研究・イノベーション共創管理統括部 研究協力課)
TEL:086-251-8442
E-mail:innovation◎adm.okayama-u.ac.jp
    ※@を◎に置き換えています
岡山大学J-PEAKS HP

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