本学は、火星表層環境を模擬し、その場分光実験や地形形成実験、探査用機器の性能評価・耐性試験等を可能とする「惑星表層環境シミュレータ」を、2025年10月に導入しました。
本装置は、本学が採択を受けた文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の取り組みの1つです。“研究設備・機器の共用化の強化”の一環として、本学の最重点研究分野に含まれる「惑星科学分野」のさらなる高度化と、それに伴う研究・イノベーション創出の一層の推進を目的とし、岡山大学高等先鋭研究院を構成する惑星物質研究所(本学三朝キャンパス)に設置されました。
本装置は、惑星表層環境模擬チャンバー(HP2233-KIA,(株)穂高商会)とハイパースペクトルカメラ(SWIR-640,VNIR-1800,Hyspex)から構成されています。特長として、チャンバー上部に可視~短波長赤外をカバーする広帯域の分光イメージングが可能なハイパースペクトルカメラを設置することで、詳細なその場分光イメージング測定を可能とします。また、チャンバー内部の駆動系には、防塵対策が施されており、ダスティチャンバーとしての利用にも対応できます。加えて、さまざまな研究ニーズに対応するため、多数の予備ポートを備えるなど、高い拡張性を有しています。
本装置が設置されている惑星物質研究所は、文部科学省より共同利用・共同研究拠点(惑星物質科学研究拠点)として認定されており、本装置は、共同利用研究設備として、学内外の研究者に広く開放されます。
各装置の概要については、本学が導入している研究設備・機器の予約管理システム「コアファシリティーポータル(CFPOU)」または以下のURLよりご確認ください。また、共同利用研究設備としての利用希望については、下記問い合わせ先までご連絡ください。
○CFPOU「惑星表層環境模擬チャンバー」の装置概要はこちら
○CFPOU「ハイパースペクトルカメラ」の装置概要はこちら
【本件問い合わせ先】
岡山大学惑星物質研究所事務部
TEL:0858-43-1215
E-mail: eee0502◎adm.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。
火星環境を再現可能な“惑星表層環境シミュレータ”を導入!
2026年01月23日