国立大学法人 岡山大学

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岡山大学J-PEAKSシンポジウム ~地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)による大学改革の最前線を開催~

2026年02月06日

 本学は、1月27日に「岡山大学J-PEAKS シンポジウム- J-PEAKSによる大学改革の最前線 -」を岡山コンベンションセンターにて、対面とオンラインのハイブリッド形式で開催しました。午前は「全体会」、午後は「取組別セッション」の2部構成で実施し、対面・オンライン合わせて300人以上が参加しました。
 本シンポジウムは、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択されている本学と、J-PEAKSの関係大学や機関が、取り組みの成果や課題を共有し、今後の連携・ネットワークの強化を図るとともに議論を通じて取り組みの更なる深化を目指すことなどを目的として開催されました。
 開会にあたり、本学データサイエンス部(DS部)の学生が制作した那須保友学長のアバターによるメッセージが上映され、続いて”生身”の那須学長が登壇。「J-PEAKSの趣旨であるわが国の研究大学群の形成や大学改革などについて、本学がこれまで取り組んで来た内容やその覚悟をお伝えするとともに、皆さまの次につながりお役に立てるシンポジウムとしたい」とあいさつしました。
 基調講演では、内閣府本府参与の上山隆大氏が「大学経営フロンティアからのゲーム進化」と題したご講演。1980年代のアメリカにおける大学経営モデルを起点に、40年にわたり続いてきた従来の大学モデルや、社会から期待されている大学の役割が臨界に達しつつあり、今後、大学が独自のモデルや社会的役割をあらためて再点検し、分化する時代に入っていることを示しました。
 続いて、那須学長が「J-PEAKSを活用した大学経営改革」と題し、岡山大学研究開発マネジメント人材認定制度や、共生型連合体(国家戦略特区関連大学連携)におけるイノベーション創出、大学のガバナンス改革、ナレッジワーカーの育成など、岡山大学が推進する取り組みを紹介しました。国内大学同士の疲労感を伴う「競争」から、共にワクワクしながら挑戦する「共創」へ進めていくため、新たな取り組みや痛みを伴う改革にも“ファーストペンギン”として挑戦し、その成果を他機関へ展開していく方針が共有されました。講演の締めくくりには、岡山県出身のプロ野球選手である星野仙一氏の「迷ったら前へ」の言葉を引用し、大変な時こそピンチを大きなチャンスに変えて、前進していくという強い意志が示されました。
 パネルディスカッションでは、九州工業大学の三宅智実副学長、千葉大学の山本智久学長特別補佐、長岡技術科学大学の中山忠親特命副学長をパネリストとして迎え、本学の佐藤法仁副理事・副学長・上級URAの進行のもと、「社会変革を成すために、J-PEAKS大学群で共にできることは何か?」という視点で議論が行われ、共通した取り組みから社会変革や新しい学問の府と研究大学群の形成を目指して活発な議論が交わされました。
 午前の部の締めくくりとして、日本学術振興会(JSPS)のJ-PEAKS伴走支援チームの本学および信州大学のサポーターである名古屋大学未来社会創造機構の藤巻朗特任教授より総括が行われました。最後は本学の三村由香里理事が閉会のあいさつとして、「上山本府参与のご講演を受け、次の40年を見据え改革を加速させる必要性を感じた」と述べました。
 午後の取組別セッションは、テーマ別に4つの会場に分かれて開催。「第3回岡山大学-信州大学連携シンポジウム」に加え、「共生型連合体による地方創生の新潮流―大学間連携が拓く地域産業と人材の未来―」「知と技術を繋ぎ、“支えあう力”を育てる~暗黙知の共有から生まれる、共創の未来へ~」をテーマとしたワークショップや、各大学のJ-PEAKS事務局担当者を対象とした短期集中ワークショップ&意見交換会「J-PEAKS事務局未来共創ワークショップ」も開催しました。
 J-PEAKSは、我が国全体の研究力の発展等を牽引する研究大学群を形成するものです。本学では、岡山大学長期ビジョン2050「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」の実現に向け、J-PEAKSの趣旨に共感し、これを活用するとともに、さまざまなステークホルダーとともに研究力強化・イノベーション創出戦略を強力に推進しています。
 今後も地域と地球の未来を共創し、社会変革を実現させる研究大学:岡山大学の絶え間ない変化、そしてJ-PEAKS採択大学の挑戦にご期待ください。


【本件問い合わせ先】
岡山大学研究力・イノベーション創出強化実現会議
(担当窓口:研究・イノベーション共創管理統括部 研究協力課)
TEL:086-251-8442
E-mail:innovation◎adm.okayama-u.ac.jp
  ※@を◎に置き換えています

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